雑学

中居正広、マツコを感動させた差し入れとは? ヒット量産テレビマンの「すごい準備」

『伊東家の食卓』『ぐるナイ』『踊る!さんま御殿』など、数多くのヒット番組を手がけてきたTVプロデューサーの栗原甚さん。今回、そんな彼のはじめての著書『すごい準備』(アスコム)には、自身の経験から培った、最高の結果を導くための「準備の大切さ」が記されている。

 多くの大物芸能人をも唸らせる栗原流の準備とは?

準備は「寝かせる」のが大事!


栗原甚さん

栗原甚さん

――「差し入れ」で、いろいろな人の心を掴んできた栗原さんは、よく「気の利いた差し入れは、なんですか?」と質問されるそうですが、これって「漠然と一般的に良いもの」を聞いているだけで、渡そうと思っている相手には手抜きというか、そこには愛がないですよね?

栗原甚さん(以下、栗原):そうですね。僕はマツコ・デラックスさんと年に1回のペースで、スペシャルドラマ『天才バカボン』をご一緒しているんですが、実は、マツコさんへの差し入れは、1年間も考えてます(笑)。そうすると、ふとしたときに「あ、コレいいんじゃない!」とひらめいたりして。差し入れだけではなく、番組づくりも同じですね。

――「三日三晩、寝ずに考えました」って言う人がいますけど、私は「よく考えるって、時間じゃなくて回数だ」と思うんです。

栗原:わかってもらえて嬉しいです。『さんま×SMAP』という毎年恒例のスペシャル番組(クリスマス時期に放送していた)をずっと担当していたんですが、生放送が終わった瞬間に「来年は、どんな企画をやろうかな?」と考えてました。僕はレギュラー番組をやりながら、いつもいろいろな特番のことも同時進行で考えてます。

――1つのことだけではなく、同時進行で考えることがこだわりなんですか?

栗原:1つの番組のことだけを考えていると、たぶん行き詰まります。自分が考えている企画を「どの番組」でアウトプットするのが一番面白いか?効果的なのか?と悩むのが楽しいですね。

――「何を」やるかじゃなくて、「どこで」表現するかですね。

栗原:はい、そうです。この企画は地上波ではなくツイッターの方が面白くなるとか、コレはBS向きの企画だとか…いろいろな出口(メディア)があって良いのではないかと。

――栗原さんは、引き出しもたくさんお持ちだし、その引き出しを「常に全部、半開き」の状態にしていらっしゃるんですね!

栗:あ!すごく的を射た表現ですね!

準備ができているから、断られてもあきらめない!


――栗原さんは、バラエティ番組で数多くのヒットを飛ばしていますが、2013年に突然ドラマ班に異動になったそうですね。いくら実績があっても、ドラマはまったく畑違いの世界。俳優さんに出演交渉に行っても、最初からうまくいかないですよね?

栗原:もちろん、何度も断られました(笑)

――次の手って、どうやって出すんですか?どうしても現代人って、1回断わられたら2回目はあきらめて行かないじゃないですか。

栗原:そうですね。

――これって、すごくもったいないと思うんですよ。二の矢、三の矢を飛ばすにはどうしたらいいんですか?

栗原:僕はバカなのか、かなり前向きな性格なんです。相当ポジティブだから「なぜ、こんなに良いオファーを受けないのかな?」って思うんです。相手(俳優さん)の立場になって考えると、絶対にやったほうが良い。相手が気づいてないから、気づかせてあげないとダメだと(笑)

――前向きな性格もあるかもしれないですけど、それは「準備」が万端で、絶対の自信があるからだと思います。

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中居くんへの愛のある贈り物

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http://www.aoyamabc.jp/event/preparation/

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