更新日:2023年03月21日 16:09
仕事

ストレスが溜まらない都道府県ランキング、意外な1位、そしてワースト1の県は?

鳥取県

・通勤時間のストレスが低い ・プライベートの満足度が高い ・リアルな人との繋がりのストレスが低い ※第1回と同様、グルーミング(人と人のふれあい・おしゃべりなど)文化がストレスオフに貢献 「第1位に鳥取県が2年ぶりに返り咲き、ストレスオフの重要なキーワードである、人間関係の充実やコミュニケーションを円滑にする“グルーミング環境”が整っている県だと改めて思い出されました。今回の調査からは、木々に囲まれ、自然を五感で感じるなど、自然環境が日常にある生活を送っていることも重要なポイントになったのではないかと考えます」(有田秀穂) ストレスオフ 1位となった鳥取県出身の上田まりえ。 「人口56万人を代表して、うれしいなって気持ちでいっぱいです。たしかに、人との繋がりが強く、みんなでお茶を飲みにいったり、おしゃべりが好きな人が多い。まさに今、移住する土地としても注目されていて、住み心地がいいんじゃないかな。まず、東京に上京してきてビックリしたのが、すれ違う人と目を合わせたり、挨拶することってないじゃないですか。鳥取では、家から出たら近所の人に『おはようございます』って挨拶するのが普通。横断歩道を渡るときも車に挨拶して、ドライバーも手を振って返してくれる。そういう文化があるんです」(上田まりえ)

広島県

・高ストレス者の割合が低く、低ストレス者の割合が高い ・休日の睡眠時間が多い ・居住地域満足度が高い ・プライベート(人間関係、生き甲斐)の充実と自分の自由時間の満足度が高い ・スポーツ観戦が趣味の方が多い 「第2位の広島県は、スポーツ観戦など地元でストレスオフ行動が日常的に行われているなど、プライベート時間の満足度と地域満足度の相乗効果が大きな要員ではないでしょうか」(有田秀穂) ストレスオフ 2位となった広島県出身の西村瑞樹。 「瀬戸内海に面しているので気候がいいんですよね。あと、県民全員がカープファン。会話のひと言目が『昨日(の試合)どうだった?』ですから。そのへんがいいのかもしれないですね。ちなみに、僕自身はストレスフリーです(笑)」(西村瑞樹)

三重県

・高ストレス者が全国で2番目に低い ・居住地域満足度が高い ・自然環境で過ごしている意見が多い ・仕事の充実に関しての満足度が高い ・趣味はドライブなどの方が多い 「三重県は都市化され過ぎておらず、伝統文化が残り、利便性がありつつも自然豊かな環境もかなう地域満足度が高い県。バランスのいい生活ができていることが推測されます」(有田秀穂)
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東京は何位?
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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