更新日:2015年06月03日 23:58
エンタメ

JULIA復活祭にみた「会いに行けるAV女優」イベントの魅力

JULIA

「やっぱり男の人をイジめるのが好き……ですね」とはにかみながら答えるJULIAちゃん。胸元を強調したドレスも生ツバごっくんものだ

 ここ数年、夜遊びの新ジャンルとして急速に支持を集めているのが「AV女優と飲める」がウリのキャバクラ店。キャストのバリエーションも、人気単体から企画女優、熟女と多彩で、最近ではAV女優と「イチャイチャできる」お店まで登場するなど幅広い。  一時、気が違ったかのようにハマっていた記者の個人的感想をいえば、AVキャバクラの魅力は女のコを口説く……というよりは、その日一緒に話したコの出演作品を自宅に帰ってゆっくり鑑賞するというもの。AV女優とはいえ、私生活や会話の内容はフツーの女のコと大差ない(下ネタに寛容なところはあるが……)。同級生がAVデビューしたら見逃す男はいないのと同じ理屈で、私服姿や素顔を知ったうえでAVを観たほうが、興奮度……もとい、“至高の一発”の充実度は数倍にも高まるという論理なのだ。  そんなオナニストたちのニーズを知ってか知らずか、最近では「会いにいけるアイドル」ならぬ「会いにいけるAV女優」イベントが増えている。参加者自らも汁男優としての役割を求められるファン参加型の企画AVではなく、握手、トークを楽しむソフトなもの。  B101W55H84と「AV至上最高の神ボディ」と評される人気AV女優のJULIAちゃんが、ファースト写真集『性』発売と合わせた復活記念パーティを行うという噂を聞きつけ、早速、秋葉原のイベント会場へと足を運んでみた。  イベント当日、会場には「奇跡のボディを一目拝もう」という多くのファンの姿、そして、艶かしい肢体を全面に押し出すJULIAちゃんのポスターがフロアのそこかしこに張り巡らされている。 「JULIAさんの登場です」
JULIA

吐息も感じる距離で、ナマJULIAと話せて手まで握れる。自宅での作品鑑賞の充実度も倍増すること請け合いだ

 MCのパッション屋良さんの合図とともに会場が暗転、明かりがついた舞台には、スリットから魅惑の太ももをのぞかせ、身体のラインを強調したスレンダーラインドレス姿のJULIAちゃん。ポン、キュッ、ポンッと実写版・峰不二子のようなボディに目を奪われつつ、写真集の見所といった話を中心にトークが始まる。  胸はいつから大きくなった?/普段のSEXでも責めるのが好き? といったファンからの質問に対して、恥じらいながらも一生懸命答える姿が妙にソソられる。作品の中では痴女役が多いだけに、毅然とした女王様キャラを演じるのがプロとしての模範的な姿なのかもしれないが、ファンが見たいのは「いつも見ているJULIAではなく、ここでしか見れない素顔のJULIA」だからだ。  その後も、物販と同時に行われた握手会、JULIAちゃんがその場で吹き込んだナマ声のボイスレコーダー、直筆の手紙を郵送してくれるなど、豪華景品争奪のじゃんけん大会など催しは続き、最後は会場出口でお見送りのサービスまで。  憧れのオナペットとこんなに至近距離で接することができる機会はそうそうない。機械的にこなすだけだったAV鑑賞にも、より感情移入ができること必至の「会いに行けるAV女優」イベントであった。  ちなみに当日販売されていたJULIAグッズは、オンラインショップ「ラブリエスト」(http://www.loveliest.jp)でも購入が可能だ。 <取材・文/スギナミ>
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