恋愛・結婚

女性は「男のファッション」から何を読み取っているのか?

第一印象を「いい意味で裏切る」

 先日、何度かコンサルさせていただいているハルトさん(仮名・38歳)が、4年間の婚活にピリオドを打ちました。 結婚式 ハルトさんは旦那にするととても素晴らしいタイプではありましたが、優しすぎる面や少しぽっちゃりな体型、真面目そうな見た目をまったく裏切らないイメージ通りの服装をしていました。  私はハルトさんと初めてお会いしたときに、「あなたのような男性と結婚をしたら、女性は絶対に幸せですね」とお伝えしたのを覚えています。そして、彼にまず一番はじめに、ファッションを変化させるようお伝えしました。  結婚相談所ではお見合いときはスーツでお会いすることがほとんどです。スーツを着た男性に持つ第一印象は、「真面目そう」「優しそう」の二つ。ハルトさんもまさしくそのとおりの印象でした。  その後、デートに行った際、初めて私服を見るわけですが、その私服の印象も第一印象と変わらないというのは、婚活の戦略的には実はもったいない状態。私服になるタイミングでは、その人自身の魅力がわかりやすく伝わるようになり、第一印象をいい意味で裏切れるようになると、人間的魅力に奥行きが出てきます。  第一印象と変わらなかったなと感じる場合、その印象は固定され、平面的な印象に見えるため、もっと知りたいと感じる欲求を持ってもらうことができません。  あなた自身の印象を立体的に、奥行きを感じさせることでもっと知りたいと感じさせることができ、2度目のデート3度目のデートと信頼関係を重ねるための時間をつくることができるのです。ハルトさんにもそのことをお伝えして、実践をしてもらいました。  改めてあなたは女性とお会いする時に洋服や靴を意識したことはありますか? おしゃれだからいいと感じている人も実は相当危険。婚活ではあなたの魅力が最大限、わかりやすく相手に伝わるように、相手のためにファッションを選ぶべきなのです。  ハルトさんは無事、今年5月にご入籍となりました。 女性 奥さまと一緒にいるハルトさんは以前のような真面目そうだけど、少しダサめなファッションに戻っていました。が、奥様が「初めて会ったときと思っていた印象と少し違ったところで、彼をもっと知りたいと感じた」とお話をしていました。そして、今はどんな服を着ていても気にならないようです。  まさしく第一印象のギャップでハルトさん自身の魅力に奥行きが出て、信頼関係を築くきっかけになったのだと感じています。  2019年も残り6か月です。まっすぐに婚活に取り組めば、6か月で成婚も夢ではありません。今年こそ素敵なお相手とご成婚になるよう、改めて戦略を練り直してみてはいかがでしょうか。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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