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全国販売開始のプルーム・テック・プラス、製造工場を見学してきた!

 6月17日より、全国のコンビニ、たばこ販売店等で販売が開始された、日本たばこ産業(JT)のプルーム・テック・プラス。プルーム・テックよりもたばこの葉の量を増やし「吸いごたえ」を高めた同商品は、プルーム・テック同様、従来の紙巻きたばこと比較して臭いは1%未満、健康懸念物質99%以上カットし、周囲に配慮しながら楽しめる低温加熱式たばこだ。  デバイス自体は海外の工場で製造されているが、専用リフィルは国内の工場で製造されている。JTはプルーム・テック・プラスの全国展開に先立ち、専用リフィルを製造している東海工場の見学会をメディア向けに実施。早速、その模様をレポートしたい。 プルーム・テック・プラス製造工場

敷地面積は東京ドーム5つ分

 静岡県磐田市にあるJT東海工場。敷地面積は22万3176㎡。東京ドーム5つ分という広大さだ。同工場では、ピース、ホープ、セブンスター、メビウス・ライトなどの紙巻たばこも製造している。  専用リフィルの原料はプルーム・テック、プルーム・テック・プラスともに紙タバコで使用されている葉たばこを粉砕し、造粒、乾燥、加香という順に作られる。その原料がカプセルに充填され、ブリスター包装、パッケージング、カートン詰めの工程で製品が作られていく。今回、原料の製造・加工の工程は、衛生面等の理由で見学はできなかったが、専用リフィルができるまでの工程を見学することができた。  クリーン加工された靴、フルフードの帽子を着用し、入念に消毒した後、工場内部へ。広大な工場内には、見たこともない最新のマシンがせわしなく作業をしている。マシンの上部を見ると、東京証券取引所のチッカー(高速で回転する円型の電光掲示板)のごとく、大量の製品がグルグルと動いている。 プルーム・テック・プラス製造工場

3年間で生産能力は20倍以上に

 専用リフィルの工程は、ステージ1「カプセル組み立て」→ステージ2「原料、フィルターの組み立て」→ステージ3「ブリスター包装」→最終ステージ「箱詰め」と、段階的に次々とステージが変わっていくという点で実に『SASUKE』的だ。各工程では、専用ロボットが、リズミカルかつ、変わらぬ動きを繰り返す。たばこという、非常にもろい商品を、ここまで繊細に扱うことができるのかと、一種の感動すら覚える。  1分間あたりの専用リフィル製造量は、ゼロスタイル製造機を改良した「第一世代」(2016年導入)で480本、「第二世代」(2018年導入)で2800本、「第三世代」(2018年導入)で1万本だという(本数はすべて紙巻たばこで換算したもの)。これまでの紙巻たばこの製造用機械が、30年かけて3世代の進化をしてきたのに対し、プルーム・テックは3年で同様の進化をしてきたことになる。需要増に合わせてなのはもちろん、JTの加熱式たばこ市場への積極的な設備投資の姿勢がうかがえる。 プルーム・テック・プラス製造工場プルーム・テック・プラス製造工場プルーム・テック・プラス製造工場プルーム・テック・プラス製造工場プルーム・テック・プラス製造工場プルーム・テック・プラス製造工場 ちなみに、プルーム・テック・プラスと同時に発表された、高温加熱式たばこのプルーム・エスは7月から6都道府県(宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県)で販売され、9月には全国展開が予定されている。販売網が広がっていくJTの加熱式たばこ3製品。プルーム・エスは同社の九州工場で製造されているが、販売増で士気の上がる、現場の熱気が感じられる今回の工場見学であった。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
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