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ホテルマンが嘆くトンデモ客…ドケチな客や、警察を呼ぶ事態も

 ホテル業界は安月給で不規則な生活を強いられるなど、“ブラック”と言われることもある。昨今、日本には世界中から観光客が訪れるようになり、ホテルはますます忙しいが、そこで働く人が語る実情とは? ときにはトンデモ行動をやらかす困った客もいるようで……。
ホテルマン

※画像はイメージです

“安い客”に振り回されて…

 ホテル予約サイトが普及して、少しでも安く泊まりたい人は多いだろう。ところが、“セコい客”にウンザリだというのは、中堅チェーンホテル勤務の宮田さん(仮名)だ。 「予約サイトは、時価のように料金が変わっていきます。だから、複数のホテルをいったん予約したあと、料金が下がると『キャンセル、再予約』を繰り返すお客さんが増えているんです。うちは2日前までキャンセル料無料なので、ギリギリまで1円でも安い料金を追求するドケチな客がいる。  あと、レストランで、食事付きの高いプランのお客様にたとえば蟹なんか運ぶのを、安いプランの人がジトーッと見て、『なんでウチらは蟹がないんだ』と。『そりゃ安いからだろ!』と言いたいです。そういう客に限って、あとで予約サイトのクチコミに『食事がショボい』とか書くんですよ(苦笑)」。

泥酔して温泉に入る客に恐怖

 また、「客の不注意でもホテルの印象がダダ下がりしてしまう」と嘆くのは、温泉がある高級ホテルに務める高松さん(仮名)。なかでも、泥酔して温泉に入る客は恐怖だという。 温泉「以前、清掃スタッフが『風呂にうつ伏せで倒れてる男性がいる!』と。『心臓発作かなんかで死んでる!?』と凍りました。酔って寝てるだけだったんですけど、もし『死者が出たホテル』になったら、悲惨ですからね。  あと、深夜にお風呂からフロントに、女性客から激怒の電話が来たこともあります。『お風呂を出たら、浴衣からパンツまで盗まれてる!部屋に帰れない!』って。どうも、脱衣所に全裸で大の字になって寝てた女性客がいたらしく、その人が盗んだんじゃないか?というわけです。  調べたら、泥酔した客が、間違って他人の衣服一式を部屋に持って帰っちゃったんですよ。取られたお客様からしたら、ウチの印象も最悪。翌朝もフキゲンなままお帰りになりました…」
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客のトンデモ行動で警察を呼ぶ事態に…
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