仕事

台風でも出社した人たちの顛末「タクシーで来いと言われたのに経費は…」

台風でも電車が止まっても絶対に休めない仕事の人も


 奥様が医療系商社に勤めているという、村上福之 Fukuyukiさん(@fukuyuki)は、「台風で大混乱だし(仕事を)休んだら」と言ったが、「こんなときなので余計に休めない」と、奥さんはバスで出勤していったという。 「本社管理部門なので、危機管理の統括指示がいるみたいです」(村上福之 Fukuyukiさん)  医療系商社ゆえに、台風などの自然災害により増えた患者対応などのため、病院に注射器やガーゼなどを供給する必要があるのだろう。今回の台風は特に木が倒れたり、敷地内に風で飛んできたものの処理を早急にしなければならなかったりなど、医療系以外にも現場に出勤して対応を余儀なくされた職種の方は多かったのではないだろうか。  特に今回、鉄道会社が前日から運休を公表していたにも関わらず、多くのサラリーマンが長蛇の列をなして電車を待っていた様子に、「台風のなかで無理して出勤するのはブラック」的な意見がツイッター上でも多くみられた。村上福之 Fukuyukiさんは「職種によりますよね」としつつも、「社会はそういう人で成り立っています。リモート勤務できない会社をブラックとか言ってdisるのはやめようね」と警鐘を鳴らしている。  まだまだ停電などの被害が続いている台風15号。台風だからこそ緊急の対応をしなければならない人や、やむを得ず出勤しなければならない人がスムーズに公共交通機関を利用することができるようになってほしいと願う。そのためには、出勤の必要がない方はリモートや出勤時間をずらすなどの柔軟な判断ができるように、権限を持った方には、今後このようなことがあった場合には事前に指示をしておくことをお願いしたい。<取材・文/松本果歩>
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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