更新日:2023年04月25日 00:19
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日常に潜む意外なEDリスク…硬いイス、長距離通勤は要注意

生活リズムの乱れもリスクに…

 次に、不規則な生活はやはり大きなマイナスになるという。 「生活リズムの乱れは、ホルモンの分泌を妨げ、男性機能の低下を招きます。徹夜が多い仕事以上に最悪なのが、タクシー運転手や医師などに多い3交代制。日勤と夜勤が交互に発生するような生活だと自律神経が乱れて、男性ホルモンが分泌されなくなることも。結局のところ生活自体を変えないと、病院で治療してもホルモンバランスはなかなか回復しません」  郊外在住で都心勤務など、長距離通勤を伴う人も、男性機能低下のリスクが高いという。 「『通勤時間が1時間半以上ある人は男性ホルモン値が下がりやすい』という報告があります」  我々の股間の安全はそこかしこで脅かされているのだ。

100人の医師が判定する病気リスク ランキング ED篇

1位 イスが硬い 2位 飲み会では主にビールを飲む 3位 3交代制など、生活が不規則になる職種 4位 ランチの選択肢にコンビニ以外があまりない 5位 通勤時間が1時間半以上  硬いだけでなく、高さ調節ができないイスも姿勢を歪め、膝や腰を痛めるリスクが。まっすぐ膝が立つくらいの高さがちょうどいいという。 【泌尿器科医・平澤精一氏】 マイシティクリニック院長。医学博士。男性更年期の診療に携わり、メンズヘルスの普及に努める。近著に『熟年期障害』(アスコム) <取材・文/週刊SPA!編集部>
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