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現役アイドルが風俗勤務を公言。「その気になったら裸で触れ合える」の真意を本人に聞いてみた

やりがいはタレント活動も風俗の仕事も同じ

山村茜 現在は事務所に所属せず、フリーで活動している山村さん。ライブ出演、生放送の収録のほか、レッスンや打ち合わせなどで多忙を極めている。そのため、風俗にはリクエストがあれば出勤するスタイルだという。 「意外と裏方の作業が多くて。今は週1回ぐらいしか出勤できないんですが、風俗を辞めるという選択肢は全くない、というか、辞めたくない。好きなんですよ、この仕事が。たとえ年齢を重ねて商品価値がなくなっても、新人の講習とか、運営側とか、何かしらの形でこの業界に関わっていたいですね」  最後に、仕事のやりがいについて聞いてみた。 「タレント活動も風俗も同じで、ファンの人やお客さんが帰るときに『元気でたよ!』『ありがとう!』って言ってくれることかな。お客さんにとってプラスになる時間を提供出来た時には、良かったなって心から思いますね」  ――余談だが、彼女と実際に会うまでは、Twitter上で悪口などのクソリプに応戦する様を見て「少し過激な人なのかな……」という印象も持っていた。しかし、質問に対してひとつひとつ丁寧に答える姿を見て、当初のイメージは良い意味で覆された。  山村さんは取材の待ち合わせの1時間前には現場に到着していたという(※撮影のロケハンのために早めに来ていたカメラマン談)。筆者もさまざまな“タレント”と呼ばれる人たちを見てきたが、意外と当たり前のことが出来ない人も多いのである。  だからこそ、山村さんはタレントと風俗嬢という二足のわらじが成り立つのかもしれない。取材が終わる頃には、筆者はすっかり彼女のファンになっていた。<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/藤井厚年>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
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