更新日:2023年04月27日 10:41
エンタメ

“本物のSP”に、シークレット・サービスモノのアクション映画を見てもらったら…

“日本のトップ・オブ・SP”の健康法、私生活とは。

笑顔を見せる牧村氏。意外な私生活を明かしてくれた。

――健康面も気をつかいますか? 牧村:まさしく映画と一緒で、最近本当に気を使っているんです。このまま現役をいつまで続けられるんだという不安に駆られたり、実は去年の夏に半月板をやっちゃって膝の手術をしたんです。だから最近余計に気をつけていますが、体を鍛えると逆に壊れそうなので、運動はしていないですね。だから、食生活でなるべくきちっとしたものを野菜などを食べるようにして、 お酒もビールや焼酎、日本酒から白ワインに変えてみたり(笑)。 ――最近ということが意外でした。20年間ずっとストイックなイメージがあります。 牧村:いやしていなかったですね。逆に不摂生がいいと思っていたというか、その中で現場に入ったら現場が終わるまで食事をしないとか、そういう精神論で追い詰めた警備の仕方をしていました。それを当時の若者たちにも押し付けていましたが、今はそれやるとピリピリしちゃうし、疲れちゃうし、集中できない。  今は昔と真逆で、食べる時にしっかりと食べて休む時にしっかり休む。5分もあれば椅子に座るとか、冬場はコートを着用するなど、気を使います。昔はコート着用NGでしたが、寒いと動きが鈍くなるので今は着ていますし、その後に必ず体調も崩すのでコート着用はOKにしています。時代とともに考え方は変わっています。安全と余裕を持って警備できるように最近は心がけています。 ――プライベートはあるのですか? 牧村:ありますよ。息抜きを短期で、短い期間にガッと休みます。海外旅行には行っていないですが、釣りとか最近はゴルフもやり始めたので、スケジュールを詰め込んで楽しんでいます。朝から釣り行って魚釣って料理屋行ってさばいてもらって、飲んで次の日は朝からゴルフ、みたいな遊び方をしてます。 ――応援(ファン)する人がいることについてはどう思いますか? 牧村:僕のことをSPとして認知してくれて、警備として認めてもらえていると、何か情報発信をしたい時にありがたいんです。災害や事件、警視庁からの情報なのですが、それをもっといろいろな人たちに知ってほしい時に、まずはファンの人たちに伝わり、その家族に伝わり、伝播していく。まったく事件には興味ないけれども、僕のことを知っているから、僕の発信しているものを興味を持ってくれてつながってくれる。伝わっていく。それはありがたいです。
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SP目線で『エンド・オブ・ステイツ』を見て…
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