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『装苑』モデル・モトーラ世理奈の素顔。大人しそうに見えて…

 ファッション誌『装苑』の専属モデルを務める一方、昨年から女優業を開始すると瞬く間に注目を集めたモトーラ世理奈(21歳)。来年は主演映画を2本控えるなど、ブレイクは目前。スクリーンの中で独特かつ鮮烈な存在感を放つ彼女の素顔とは?
モトーラ世理奈

モトーラ世理奈。クリスマスの予定は?「パーティをしていると思います。ケーキは焼きませんけど。幼稚園の頃は、サンタさんと手紙のやりとりをするのがとても楽しかったです」

静かなるアクティブ

 2020年1月24日公開の映画『風の電話』で、主人公のハルを演じているモトーラ世理奈。本作では東日本大震災で家族を失ったハルが、さまざまな出会いを重ねながら、亡くなった人に思いを届けることができるという“風の電話”を訪れる姿が静謐なタッチとともに描かれている。 「ハルはきっと家族を忘れたくないから、ずっと孤独に我慢していたのでしょうね。このような心の寄りどころがあるというのはとても優しいことだと思います。もし私が電話をかけるとしたら、中学生のときに亡くなったひいおばあちゃんと話してみたいです」  モデルだけでなく、女優として独特な存在感を放つ彼女。芝居を通じて自分が作品世界にどう溶け込んでいくのかが楽しみだという。 「小学生のとき、お遊戯会で『カラスのパンやさん』のレモンちゃんという役を演じたのがすごく楽しかったんです。演じていると自由になれる感覚がして、そこから、お芝居がやりたいと思いました」  では、これから先、どんな役を演じてみたい? 「パッと思い浮かぶのは、超能力者。『ストレンジャー・シングス』や『スター・ウォーズ』の影響で、フォースを使いたいです。でもこの前、私がパンチングゲームをやってる姿を友達が撮った動画で見たら全然ダメで、修業が必要だなって思いました(笑)」  おとなしそうに見えて、実はかなりアクティブ? そんな彼女がフォースとともにあらんことを祈ります! 【モトーラ世理奈】 震災で家族を失った高校生を熱演’98年、東京都生まれ。’15年に雑誌『装苑』でモデルデビュー。ファッション誌やアパレルブランドで活躍し、’18年に映画『少女邂逅』で女優デビュー。主な出演作にドラマ『透明なゆりかご』、映画『おいしい家族』『ブラック校則』など。主演作『風の電話』は’20年1月24日から、主演作『恋恋豆花』は2月22日から公開 撮影/池田博美 ヘアメイク/岩田美香(mod’hair) スタイリスト/山本マナ 取材・文/中村裕一 ※週刊SPA!12月17日発売号より
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
週刊SPA!12/24号(12/17発売)

表紙の人/ 飯豊まりえ

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