●日本航空（東1・9201） 現在株価　3383円 目標株価　4000円 PER　10.26倍 PBR　0.99倍 　羽田空港の発着枠拡大などによる業績悪化が懸念され株価は下落、PBR1倍割れまで売り込まれた。過去のPBR水準を見ると中心帯は1.2～1.4倍。業績拡大で1.2倍へ戻せば4000円程度までは上がるはず。訪日客も増えているし、国内線も安定している。 ●伊藤忠テクノソリューションズ（東1・4739） 現在株価　3040円 目標株価　3800円 PER　26.61倍 PBR　3.23倍 　商社系のSIベンダー。上原氏は「5G関連銘柄のど真ん中」と評価。企業業績の回復によりIT関連投資の増加にも期待できる。割安水準ではないが業績拡大で株価は堅調か。 ●三菱ケミカルホールディングス（東1・4188） 現在株価　824円 目標株価　1100円 PER　8.91倍 PBR　0.85倍 　総合化学メーカー最大手。主力製品であるMAA（メタクリル酸）価格と相関する傾向。MAA市況の低迷で配当利回り4.8％と株価は割安になったが、下げ止まりの兆し。 ※株価などは’19年12月16日時点のもの