更新日:2023年05月18日 16:36
仕事

与沢翼の成功法則「5年先を見据えよ」

短期間で諦めてチャンスを捨てていることもある

 なぜ「5年」か。それは、「短い時間で評価すると、間違った判断を下してしまう可能性があるから」と話す。 「人は基本的に何かを『始める』『辞める』『続ける』の3つしか選択肢を持たず、どれもが正解になりえるし、間違いにもなりえます。しかし、本当に『やってよかった』とわかるのは数年後だし、『辞めてよかった』とわかるのも数年後。長い時間を経過して初めて評価したほうがいい。  続ければ大きな結果が出ることを、結果が出ないからといって短期間で諦めて辞めてしまっていることがあります。『辞めてよかった』と思う中に、実はチャンスがあって、それを捨てていることも多かったりします。  逆に、短期的に小さな成果が出て『やってよかった』と思うことがあるかもしれませんが、本当にやってよかったのかわかるのは、だいぶ先。  短い時間軸の中で評価すると、続けるべきか辞めるべきか、見誤ることがあります。結果がついてこないのは、ただ努力の投入時期(先行投資期間)だからなのか、過ちに立脚しているためなのかの見極めはすごく難しいのですが、過ちに立脚している場合、自己否定は早ければ早いほどいい。過ちを認め、変えられるというのは、成長できる人が持つ特徴の一つだと思います。  信念を貫くべきか改めるべきか、私たちはいつも試されています。信念を貫くのは大変な道、改めるのも大変な道。どちらも大変なので、行くも引くも地獄。大切なのは、それと本気で向き合い悩むこと、どちらであっても人生の栄養にすることだと思います。自分のできることは多くありません。皆さんも2025年を遠い目で見つつ、今年も腰を据えて一点だけに絞ってしっかりと深掘りしていきましょう」 <取材・文/横山 薫(SPA!)>
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ブチ抜く力

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