狩野英孝、24時間YouTube生配信! 収益の一部は東北魂義援金に寄付へ
お笑い芸人の狩野英孝が人気YouTuberとしても大活躍中だ。2019年12月に開設された「狩野英孝【公式チャンネル】EIKO!GO!!」は、わずか9か月で登録者数57万を突破(2020年9月21日時点)。人気YouTuberとしての顔も持つ狩野英孝が、9月26日(土)18時から、「24時間YouTube生配信」という前代未聞のYouTube企画にチャレンジする。
チャンネル開設当初は1万再生に満たない動画もあったが、飛躍のきっかけとなったのが、2020年4月、コロナ禍で始めた「Dead by Daylight」(デッド・バイ・デイライト)というゲーム実況だ。
「Dead by Daylight」は「キラー」と呼ばれる殺人鬼から、「サバイバー」が助け合いながら逃げて脱出するサバイバルホラーゲーム。狩野英孝が「キラー」でプレイしていたとき、コントローラーの不調からキャラクターが勝手に動いてしまい、「勝手に斧振らないで」と叫びながらプレイする様子がSNSでバズったのが、“YouTuber狩野英孝”としてのブレイクスルーだった。
カッコつけなのにどこかポンコツ、でも愛されキャラ。そして何よりもYouTubeから感じ取れる人柄の良さに多くの視聴者は魅了され、瞬く間にチャンネル登録者数は50万人を超えた。そんな狩野英孝が9月26日(土)18時から、一人で24時間ぶっ続けでYouTubeを生配信する「24時間EIKO!GO!!~きっとやり遂げるSP~」を実施する。
24時間もの長時間、いったいどんな企画をするのか?
「今までYouTubeでやってきた『写真で一言』大喜利や、勝手に斧を振る壊れたコントローラーで『Dead by Daylight』を再プレイしたり、24時間生配信していればお腹もすくので料理を作る企画なども考えています」(狩野さん)
さらに狩野英孝の持ちネタの一つが、クセの強い「替え歌」。もともとミュージシャンを目指し路上ライブをしていた時代もあったそうで、歌唱力もギターの腕もピカイチ。そこに“狩野流”のアレンジを加えた、クセの強い替え歌が大人気となっている。テレビ番組「千鳥のクセがすごいネタグランプリ」でも披露した「大きな古時計」の替え歌は120万回以上も再生されているほど。今回の24時間配信では新曲も作り、「アレンジソング生ライブ」も予定しているというから見逃せない。
「ほかにも、『ボツになったYouTube動画を検証』という企画も考えています。視聴者数が一番少なそうな真夜中に、なんでダメだったのか皆さんに見ていただきたいですね(笑)」(狩野さん)
ちなみに、これまで狩野英孝のゲーム実況では「スーパーチャット」(投げ銭のようなシステム)をつけていなかったが、今回スーパーチャット機能をつける時間帯があるという。
「今までもよく『スーパーチャットをつけないんですか?』と聞かれることが多かったんです。ただ、僕はゲームがヘタでゲームに必死になってしまうので、スーパーチャットをいただいた方のコメントを読む自信がなかったんです。今回は初めてスーパーチャットをつけ、いただいた収益の一部は東北魂義援金に寄付させていただきたいと思っています」(狩野さん)
“24時間テレビ”といえばテレビ局が総力を挙げて行う一大イベントだが、狩野英孝のYouTubeチャンネルは“出演者1人・スタッフ4人”という少人数体制で製作されている。
「トラブルとかも出て、バタバタの24時間になるかもしれません。24時間をやり遂げるためには皆さんからのご協力も必要なので、『こういうのをやってほしい』『こんなものを見てみたい』というアイデアがあればぜひ教えてほしいですね。たっぷり時間はありますので、何でもできるかなと思っています。24時間頑張りますので、楽しみにしていてください!」(狩野さん)
9月26日18時からの狩野英孝の「一人24時間YouTube生配信」、どんな“笑いの神”が降りてくるか楽しみにしたい。<取材・文/横山 薫>
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