与沢翼の成功法則「5年先を見据えよ」
2020年も1か月が経とうとしている。「今年は副業を始めるぞ!」「英会話を身につけたい」「ダイエットしよう」など目標を立てたものの、なかなか継続できない人も多いかもしれない。そこで今、成功者たちはいかにして成功してきたのか、その「成功法則」に耳を傾けたい。第一弾は、昨年の発売以降、累計13万部を突破した『ブチ抜く力』の著者で実業家・投資家の与沢翼さんに話を聞いた。
世界各地に計40戸、総額45億円分の不動産をすべてキャッシュで購入。65日間で22kgのダイエットに成功。1.35億円を仮想通貨で27億円にし、14億円を利益確定――。この数年、驚異的な成功を手に入れ続け、現在はバンコクのリッツカールトン・レジデンスやドバイのブルジュ・ハリファなどで暮らす与沢翼さん。成功のカギは「5年」にあるという。
「すべてはつながっていて、何か結果が出るときというのはその前に必ず仕込みがあります。『投入』と『結果』。この波を年単位で意識すると、途方もない道も意外と最後まで頑張ることができます。『投入』の時期というのは、わかりやすい結果自体は出ないけれど、『続ければやがてプラスになる』と強く信じることが大切。
2014年末に私が海外に来たとき、2020年をずっとひとつの目標年度として設定してきました。キリのいい数字だったから選んだだけですが、この年に人生のMAXIMUMがくるようにと約5年取り組んできました。結果的には、日本株で含み損を抱えていたり、決して最高潮とは言えません。ただ、『5年先の未来』に視点を置いてやってきたのは総合では本当によかったと思っています」
しかし、これほどの成功を手に入れている与沢さんですら、「人生というのはすべては自分の思い通りにはならず、進捗が遅れたりするのが普通」と話す。
「それは仕方ないので、私は次の焦点を2025年に設定しました。『ここまでにどうするか』という意識で再度やっていきます。5年先の未来、2025年なんて幻のようにも聞こえるかもしれません。2014年当時は5年後のことなんて見えなかったけど、2020年もこうしてやってきました。生きていて地球が存在していれば、必ず2025年もやってきます。私は42歳になっています。そのとき、結果を出したオジサンになっているためにも、ここからが本番です。これまではただの練習でしかありません」
常に「5年先の未来」に視点を置いてやってきた
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『ブチ抜く力』 4年で純資産70億円。2か月で22kgの減量。あの「秒速の男」が地獄の底から生還。 |
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