相手が期待する返信メールの書き方
自分の考えが正しく伝わらない。刺さる文章が書けない――そんな悩みもあっという間に解決! 上手な文章を書けるようになるには、ちょっとしたコツがあった。文章のプロたちが駆使している秘技を公開する!
◆秘技5 重複表現に気をつけろ
・違和感を感じる ⇒ 違和感を覚える
・後で後悔する ⇒ 後悔する
・犯罪を犯す ⇒ 罪を犯す
・一番最初に ⇒ 最初にor一番
・断トツの1位 ⇒ 断トツ
・過半数を超える ⇒ 過半数を占める
・返事を返す ⇒ 返事をする
さすがに「馬から落馬」「頭痛が痛い」は使わなくとも、上記例文はつい使った経験もあるのでは。「僕は『後で後悔するぞ・撲滅委員会』でもつくろうと思うくらい気になります(笑)。見つけた瞬間、一気に文章の信憑性が落ちるので注意!」(コラムニスト・石原壮一郎氏)
◆秘技6 相手の期待する返事を書く
(初デートを誘ったらOKの返事をもらい……)
【修正前の文章】
「じゃあ、金曜日の18時にハチ公前で待ち合わせね!」
【修正後の文章】
「○○ちゃんとデートに行けるなんて、天にも昇る気分です! でも天には昇れないので、屋上に登ってみました」
デートOKの返事をもらったからといって、その約束だけのシンプルな返信では相手のテンションも下がってしまう。「相手が期待しているような喜びいっぱいの返信をしてあげましょう。それがデートによい結果をもたらすかも(笑)」(石原氏)。余裕があれば、屋上の写真などを添付するとさらに好印象かも
【石原壮一郎氏】
コラムニスト。『大人養成講座』『大人力認定』など、大人力の専門家。近著に『オトナの学歴図鑑』などがある
― どんなにバカでも文章が上達する13の秘技【6】 ―
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