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春の卒業旅行が中止になった切ないワケ。賠償金を50万円請求されて…

卒業旅行に行けなかったことを今でも後悔している……

「父は経年劣化も水道管破裂の原因のひとつだと主張し、『一方的にこちらが負担するのはおかしい』と言ったんです。実は、父の勤務先は大手ではないですが住宅設備関連のメーカー。この辺の事情に関しては仕事で関わっていて詳しかったんです」  不動産屋と大家は、彼の父親が素人ではないと知ると払わせるのが難しいと思ったのか、最終的に水道管と部屋の修繕費用の請求を取り下げてくれたという。
修理イメージ

写真はイメージです

「結局払ったのは、下の部屋の方への20万円のみ。とはいっても当時の私にとっては大金で、旅行をキャンセルして戻ってきた分のお金、それと旅行中のお土産代や食事代など現地滞在費用に考えていた分を全額充てることになりました。自業自得なんでしょうけど、やっぱり卒業旅行には行きたかったですね。一生に一度のことですから」  水道管破裂なんて寒冷地以外の人には縁のないことだが、雪国に住んでいる人にとっては十分ありうる話。記録的暖冬といわれた今シーズンだが、ここに来て寒い日も増えているので冷え込みが厳しい夜などは注意が必要だ。<取材・文/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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