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電車で「くしゃみ」をしたら睨まれて…花粉症持ちの悲惨な体験談

 暖冬の影響で時期は早まったが、飛散量は例年に比べると少なかったスギ花粉。それでも花粉症の人にとって辛い季節であることには変わりない。
くしゃみ

写真はイメージです(以下同じ)

 特に今年は新型コロナウイルスの影響により、くしゃみをしたら周りから白い目で見られた、なんて経験のある人も多いのではないだろうか。

くしゃみをしただけで周囲の視線が……

「我慢しようと思ってもくしゃみってなかなか止められないじゃないですか。それでもマスクの上から手を抑えて漏れる音を最小限にしていましたが、電車の中であからさまに不快そうな表情で見られたことは一度や二度じゃないですよ。少なくとも去年まではあまり感じなかったことですね」  そう語るのは、プラント関連会社に勤める津永正之さん(仮名・41歳)。30代半ばで突然花粉症に襲われ、それから毎年悩まされているというが今年ほど“周囲の目”が気になった年はなかったとか。 マスクをするビジネスマン 「会社の同僚や部下は、以前から私が花粉症なのを知っているので大丈夫ですけど、大変なのは移動中。朝晩の通勤のほか、日中も取引先との打ち合わせや現場の視察で電車を利用することが多いので。訪問先のなかには最寄り駅の近くにスギ林があったりするため、電車に乗ってもくしゃみが止まらなくて。それで隣に座っていた女性が席を立ち、同じ車両の離れた場所に座り直したこともありました。くしゃみをした直後、時間にして0コンマ何秒かの一瞬の出来事でしたけど、女性が眉間にシワを寄せて私のほうを睨んだんです。あれはさすがにショックでしたね」

マスクの消費を抑えるためにティッシュを鼻の穴に詰めて……

 しかし、普段ならそこまで気にしない人でも感染の拡大が連日にわたって報道され、神経質になっているのも事実。今年2月には福岡の地下鉄で「マスクをせずに咳をしている人がいる」と非常ボタンが押される事件もあった。 「他人事とは思えなかったですね。私は花粉の飛ぶ時期はいつもマスクを着用していますが、それでもくしゃみが止まらなくなることがあります。『ずっとくしゃみをしている人がいる』って同じように非常ボタンを押されたらどうしようって。以前はそんな心配まったくしていませんでしたが、現実にこういう事件があったわけですから」 花粉症の女性 ただし、周囲の視線よりもしんどかったのは、マスクがどこも品切れで入手できなかったこと。ストックに余裕があったわけではなかったため、使い捨て用のマスクを2~3日使用するなどしてしのいでいたそうだ。 「花粉症の時期は鼻水が止まらなくなり、マスクを外すとビヨーンって糸を行くような状態のため、鼻の穴にティッシュを詰めてなるべく汚れないようにしていました。いつもなら1日2~3枚消費していましたが、そうやって使う枚数を節約していたんです。けど、それでも同じマスクを着け続けるのは衛生的じゃないし、使っている自分もあまり気持ちいいものじゃない。だからといってマスクなしってわけにもいきませんしね」
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本格的な花粉症の治療を決意
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