ライフ

JAの「黒毛和牛5000人プレゼント」応募者は10万人超え?

批判的な意見は実際に届いているのか

 批判的なコメントが見られることについても話を向けてみると「確かに、そういったコメントが散見されるのは拝見しましたが、私どもの方に直接そういった声は来ておりません」との回答。やはり辛辣な意見は、匿名性の高いニュースコメントの中だけのようだ。あわせて「ただ、繋がりにくいことに対するお声は頂戴しておりまして、お詫び申し上げているところです」とも話してくれた。  意見にあった「無料なら恵まれない子供たちに」といったような声に対しては「このキャンペーンとは別ですが、私どもは普段より“こども食堂”に食材を寄付するなどの活動をしております」。また「JAは全国で107の病院を運営しており、食材をそちらにまわす動きも、日頃より行なっておりますので、ご理解いただければ幸いです」とのことだ。
応募フォーム

応募してみた

「キャンペーンの応募は先着順ではなく抽選ですので、落ち着いて応募していただければと思います」と話し、筆者は「在庫がある」とアナウンスされているにもかかわらず買いだめに並ぶ日本人の姿を思い出した。  そもそも、畜産農家や酪農家の人への感謝を伝えるキャンペーンである。さらにコロナ禍によって窮地に立たされた、そうした業種の人々の応援のため、という意味も込められているのだ。<取材・文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
1
2
おすすめ記事