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JAの「黒毛和牛5000人プレゼント」応募者は10万人超え?

 JA全中(全国農業協同組合中央会)は3月27日、3月31日を締め切りとしていた畜産・酪農家への応援メッセージを送ると国産畜産物が当たるという「がんばろう!日本の畜産・酪農応援キャンペーン」を、4月10日まで期間を延長すると発表。
がんばろう!日本の畜産・酪農応援キャンペーン

画像:「がんばろう!日本の畜産・酪農応援キャンペーン」特設サイト

 このニュースを受けて消費者が応募に殺到し、JA全中のホームページについてはメインサイトがキャンペーン概要のみの表示となっており、特設サイトに誘導する画面のみになっている(4月2日現在)。実際にどれだけの応募が来ているのか広報担当者に話を聞いた。

そもそもどんなキャンペーン?

 元々このキャンペーンは「日々の食卓に当たり前のようにならぶ肉や卵などの食材だが、これは畜産や酪農に従事する方々の頑張りがあってこそ。消費者に美味しい肉などを食べてもらい、改めて生産者を応援しよう」という趣旨のもとに毎年行っているもの。しかし今年は、急速な新型コロナウイルスの広がりを受けて、畜産・酪農などの業種が大きな打撃を受けはじめた。そこで、JA全中がプレゼントの量を大幅に拡大し、応募期間も延長したものである。

応募が殺到。批判的な意見もチラホラ

A賞 国産黒毛和牛ロースステーキ

A賞 国産黒毛和牛ロースステーキ(特設サイトより)

 話題になったのは、プレゼント当選者の人数と量の拡大。黒豚ロースしゃぶしゃぶ用や国産豚ロースは、当初30名の当選予定が100名に拡大された。なかでも、国産黒毛和牛ロースステーキは当初20名の当選だったものが一気に5000名に拡大され、ひとり当たりに届く量も400gから800gへと倍加し、多くの消費者がこれに注目した。  それによって、同キャンペーンへの応募が殺到しJA全中ホームページはアクセス不可となった。(現在は、特設サイトと概要ページのみ閲覧可能)また、この一気に拡充したニュースに対し「無料でなく安値にすべき」「無料にするなら、貧困にあえぐ子供たちに送れ!」といった批判的なコメントも数多く見られる事態に。

実際にどのくらい応募が来ているのか

 どれほどの応募で、内部はどんな状況なのか実際に問い合わせてみた。はじめに電話に出た方に取材趣旨を伝えると「あ、ちょっと、いま、広報が、えっと席を、はずし、はずしておりまして」と、応募の殺到で大わらわになっている様子。折り返し電話してもらうこととなり、数分後に話を聞くことができた。  実際どのくらいの応募が来ているのか? 「正直、まだ集計できていないんですよ。数万からもしかすると10万に達したかもしれません」と殺到する応募への対応で手いっぱいのようだった。当選する人数が合計5300名なのに対し10万件の応募となると、倍率はかなりものになることが予想される。
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批判的な意見は届いている?
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