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撮影会モデルがコロナで困窮、副業のキャバクラも営業中止で絶体絶命

 小池都知事より、“接客を伴う飲食の場”で新型コロナウイルス感染を疑う事例が増えていることから「ナイトクラブやバーなどへの入店を控えて欲しい」と要請があった。“濃厚接触”を避けようという呼びかけだが、それに伴い、数多くのキャバクラやクラブ、飲食店などが休業または営業自粛せざるを得ない状況だ。
モデル

新型コロナウイルス感染拡大の影響は、撮影会モデルにも及ぶ(写真はイメージです。以下同)

 こうしたコロナウイルスの影響は、主に撮影会を収入源とするモデルやアイドルたちにも及んでおり、死活問題となっている。フリーモデルの飛鳥さん(24歳・仮名)は、「濃厚接触を避けろと言われても、私たちはどうすれば……」と困惑気味だ。月10回以上の撮影会に出演して生活費を稼いできたが、今後の見通しが立たない状態だという。

コロナの影響で収入激減、撮影会モデルの窮状

撮影スタジオ 撮影会には、「個人撮影会」と「セッション撮影会」がある。個人撮影会はモデル1人に対してお客さんが1人。セッション撮影会は複数のモデルが出演し、お客さんも複数。どのモデルも自由に撮影できる。 「私はどちらも出演しています。ギャラは個人撮影会を1日通しで開催して、枠の埋まり次第ですが、だいたい日給3万~8万円ぐらいですね。セッション撮影会は日給1万5000円~2万円って感じですね。月に最低2回は個人撮影会をして、セッションは多いと10回ぐらい出ていました」(飛鳥さん、以下同)  平均月収は20万~30万円。「好きなことをして稼げるし、それなりに安定していてよかった」と話すが、コロナの影響で雲行きがおかしくなり始めたのは2月半ば以降。 「いつも個人撮影会に来てくれていた人が、2月半ば以降は1回も来れなくなって。普段は1人で何枠も予約してくれていたんですが……TwitterのDM(ダイレクトメール)で『ゴメン。家族と同居しているから、なかなか行きづらくて』と告げられました。さすがに、『無理してでも来い!』とは言えないですよね……」  コロナの余波は個人撮影会だけでなく、セッション撮影会にも及んでいるという。 「個人撮影会の場合は、私と1対1で撮影できるけど、そのぶん値段が高い。だから、ガチのファンじゃないと、そもそも予約してくれないんです。一方で、セッション撮影会は色んな子を撮影できるし、お目当てがいなくても写真の練習として参加する人も多かった。でも、今は軒並み参加者が減っています」  撮影会のオファーが減り、収入は約半分近くに落ち込んだ。今後のスケジュールの見通しが全く立たないそうだ。  また、収入以外にも頭を悩ませているのが、撮影会の開催に対して苦言を呈するSNSの声だ。 「心が痛くなるリプ(返信)やDMも多いですよ……。『何でこんな状況で撮影会なんて出るんだ! 休めよ!』って。そりゃ休んだほうがいいのはわかってますが、撮影会で生きていたので……撮影会に出れなければ収入がないんです。わかってるんですよ。この状況じゃ、モデルだけじゃなくて撮影会の運営側もきっと苦しいじゃないですか」
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