更新日:2023年05月24日 15:36
エンタメ

業界人が選ぶ“ポスト米倉涼子”。タレントの独立が相次ぐオスカーを救うのは…

“剛力彩芽”を彷彿とさせる井頭愛海

 また、ドラマ制作会社でプロデューサーをするC氏はこう話す。

「正直言って、米倉さんの莫大な稼ぎを埋める存在はすぐには出てこないかと……。しかし、若手で期待しているのは、井頭愛海(いがしら まなみ)さん。ショートカットにしてからはキュートさにクールな印象も加わって女優オーラが出てきた。どことなくブレーク当時の剛力彩芽さんにも似ているかなと思います! 2017年に放送された『明日の約束』(フジ系)の学級委員長役も演技の抑揚ができていて、絶対に成長する役者さんだなと思っていましたし、最近の作品でも存在感があった。今秋公開予定の映画『鬼ガール!!』で主演をするらしいですが、来年あたりにドラマでも主演クラスの仕事をバンバンやっていると思います」 「もちろん、剛力彩芽さんにも期待しています。いろいろあったこともあり(笑)、最近はなかなかよい作品に関わっていませんが、女優として27歳は脂がのった年頃ですし。同世代の女優ができないようなハマり役を見つければ再ブレークの可能性もありますよ。たとえば、悪女とか(笑)」

清純派・高橋ひかるはコメディーで輝く?

 最後に、恋愛ドラマからアニメまで、幅広くこなす女性シナリオライターのにも話を聞いた。

「最近、芸能活動復帰した高橋ひかるさんに注目しています! 以前、私が関わった作品に出演してくれたこともあってずっと注目しているのですが、昨年の『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)のオシャレ番長キャラもぶっ飛んでいてよかったですし、顔が整っているのでどうしても清楚系の印象がありますが、もっともっと“コメディエンヌ”としての役をもらえれば輝くのではないかなと思っています」 これまでオスカープロモーションは「国民的美少女コンテスト」を主催し、多くの原石を輩出してきた――。独立ラッシュの今こそ、その中から米倉涼子に続く“国民的女優”が出てくることを願うばかりだ。<取材・文/木田トウセイ>
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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