“リモートセクハラおじさん”に女性からブーイング。ビデオ会議で不快指数が急上昇
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府は企業に対して出勤7割減を要請している現在、多くの企業がテレワークを導入している。慣れないリモートワークで、同僚や部下とのやり取りに苦戦している読者も多いだろう。
「オンライン会議でZoomを使うことになったんですが、私も操作が不慣れで、最初は背景に自分の部屋が映りこむ設定になっていたんです。すると、会社の会議室からミーティングに参加していた上司(45歳)が、『へえ、こんな感じの部屋に住んでるんだねえ』『部屋着も新鮮だねえ』と言ってきて。しかも、それを聞いた同じ部署のおじさんたちが、その上司のパソコンの画面にわらわらと集まって、私の部屋を見にくる……という事態に。気持ち悪すぎて、次の会議からは背景を映画『パラサイト』の画像に替えました」(29歳・営業)
あくまでも場を和ませるための「世間話のつもり」も、結果として相手のプライバシーに踏み込んでしまう結果に。同様に「上はジャケット着てるけど、その下はパジャマなの?」などのツッコミも当然ながら大不評だ。
「『俺の部屋は何を見られても平気だから』と散らかった部屋を恥ずかしげもなく公開する、現在一人暮らしのバツイチ先輩(39歳)。よく見ると棚の端にTENGA見切れてる……絶対わざとでしょ。ツッコんでも喜ばれるだけだから無視したけど、最悪……」(32歳・企画)
たまたま映り込んでいたとしても女性にとっては不快だし、わざと写りこませていたならなおのことタチが悪い環境型セクハラ。自分の部屋とはいえ、職場にふさわしくないものは、会議中は見えないようにするのがマナーだ。
「トイレで離席して、戻ってきた後にわざわざ大か小か報告してくる上司(52歳)。『おしっこだと30秒で戻ってこられちゃうなあ~』とか『うんこだから長くなっちゃったよ~! ごめんごめん』とか、本人はコミュニケーションのつもりか知らないが、ただただ不快!! 幼稚園児か!」(27歳、PR)
そしてここにきて、新たな問題として浮上しているのが「リモートセクハラ」だ。直接顔を合わせないリモートワークでは、身体に触れるリスクもないために「セクハラの心配は無用」と思っている男性が多いかもしれないが、女性たちからは既に数多くの不満の声があがっている。実際に女性たちから寄せられた被害報告を紹介していこう。
「へえ、こんな感じの部屋なんだあ」
「俺の部屋は何を見られても平気だから」
「いや~、うんこだから長くなっちゃった!」
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