早稲田大学在学中にセクシー女優デビュー、親バレ。引退後も抱える“家族への複雑な思い”
―[神野藍]―
「自分の人生を終わらせたかった」
セクシー女優になった理由をこう表現する文筆家の神野藍(25)。現役時代は「渡辺まお」名義で活動し、2022年に引退。いったい彼女は人生の何を、終わらせたかったのか。
今回は、彼女の生まれ故郷や家族について。「両親には、罪の意識に苛まれる日もあります」と語る神野。親バレ、兄との関係、両親への複雑な思いに話は及んだ。(記事は全3回の2回目)
週刊誌の表紙がきっかけで“親バレ”
「愛情を過不足なく受けてきた」しかし抱いてきた家族への複雑な思い
神野は宮城県出身、仙台市郊外のベッドタウンで生まれ育った。「何の変哲もない平均的な場所」と神野は過去のエッセイにつづっている。実家は自営業、4歳年上の兄がいる。
「愛情を過不足なく受けて、育てられたと思います。家族旅行にもよく行ったし、クリスマスやひな祭りなど季節の行事も、誕生日も祝ってくれる『ちゃんとした』家族ですね。親世代にしては珍しく、父は洗濯と掃除、母が料理と夫婦で分担していましたね。ずっと自慢の両親でした」
温かな家庭で育った反面、複雑な思いもある。
「私、お兄ちゃんとずっと比べられて生きてきたんですよね。私は気が強いし、言いたいことを言えるタイプ。でもお兄ちゃんはまったく逆のタイプなんです。
兄は真面目で努力家なんだけど本番に弱いタイプ。なので受験も苦労して、大学受験では二浪していました。親戚からも『あんたとお兄ちゃん、性格が逆だったらよかったのにね』なんて言われていましたね」
勉強が得意だった神野は、高校受験では県内有数の進学校に合格した。
「私が受かった高校は、兄が落ちた第一希望校でした。当時、お兄ちゃんは浪人中だったので、両親はお兄ちゃんに気を遣って、誰も私の合格を祝ってくれなかったんですよね。それなのに親戚や近所の人には、私が難関校に合格したことを自慢して回って。なんだかんだ言って家の面子(メンツ)が大切だったんだと思います」
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