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“リモートセクハラおじさん”に女性からブーイング。ビデオ会議で不快指数が急上昇

家飲みで酔っぱらった上司から着信

「もともと会社の飲み会のたびに悪酔いしてからんでくる上司がいるんですが、このご時世、飲み会もないし、しばらくは絡まれることもないから、その点はよかったと思っていました。でも先日、家で飲んでいて話し相手がほしくなったのか、その上司が電話してきたんですよね」(35歳・事務)  着信があったのは19時。定時は過ぎているものの、微妙に仕事の要件かと思って電話に出てしまう時間帯だ。 リモートセクハラ2 「仕事の電話だと思って出たのが大失敗。すでに酩酊した上司は、『自分が仕切ってる業務で発注が飛びまくってツラい』とかしきりに愚痴ってくる。しまいには、『っていうか、ウチの会社の女たちはさあ~、神経質だよねえ~、ちょっとでもマスクしてないとす~ぐ怒るから』と言いはじめる始末。  もともと社内で全然マスクをしないことで評判が最悪だった上司なので、こちらもブチ切れて『ていうかねえ! あなたはっきりいって評判最悪ですよ! こっちも上司相手に注意しづらいんだよ! いいから黙ってマスクしてくださいよ!』と怒鳴ってしまいました。まあ、翌日からマスクをちゃんとするようになったのはよかったけど……」(35歳・事務)  通常は飲み会で発散する仕事への愚痴。電話で顔が見えないため、アルコールの勢いも相まってエスカレートしてしまいやすい点も要注意だ。

「こういうとき、独り身ってリスクが高いよ」

「長年ひとり暮らしをしているのですが、上司(41歳)が、『ひとり暮らしで、もしコロナにかかったら大変じゃない?』と心配してくるんです。それはありがたいんですが、『3.11のときも思ったんだけど、こういうとき、独り身ってリスクが高いよね。誰か紹介しようか?』と。いつもマスクしないで出歩いている上司みたいな人と同居するより、ひとりで生活していたほうがよっぽど安心! 余計なお世話です」(37歳・マーケティング)  部下への心配のあまり出てしまったセリフとも思えるが、結婚への圧力は完全にアウトな発言だ。

よかれと思って……が裏目に

 男性側としては、慣れないリモート会議を少しでも和ませるため「よかれと思って」放ったひと言も多いのかもしれないが、女性にとっては不快なだけという場合も多い。さらにオンラインでは、それまで見えなかった自宅やプライベートの様子がかえって生々しく伝わるので、対面とは別の不快指数が上昇するだろう。  いまだ収束の見通しが立たない新型コロナウイルスの感染拡大。在宅勤務も長期化する勢いだ。自分の言動がハラスメントになっていないか、振り返ってみたほうがよいだろう。 (取材・文/アケミン)
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