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ラーメン二郎のスープを独自アレンジ。飲食店テイクアウトの意外な楽しみ方

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、非常事態宣言が発令された。外出自粛の動きが強まり、街から人が消え、飲食店で食事をする姿もまばらに。  多くの飲食店が苦境に立たされているが、東京都江東区のステーキ店「ステーキ食いやがれ」もそのひとつだ。一昨年5月にオープンしたばかりだが、新型コロナの影響で一時は休業に追い込まれた。しかし、テイクアウトに力を注いだことで、なんとか持ち直したという。 「店内でのお客様は大幅に減少しておりますが、テイクアウトについてはこれまでよりもたくさんのお客様にお越し頂いております」  コロナショックを乗り越えるべく、いま多くの飲食店がデリバリーやテイクアウトなどの取り組みを強化している。そんななかで新たな発見もあるものだ。

外出自粛でテイクアウト強化「早く日常取り戻したい」

ステーキ

画像は、「ステーキ食いやがれ」のテイクアウトメニュー

 「ステーキ食いやがれ」は現在、もともとの営業時間である11:00~23:00を11:30~15:00に短縮。夜の営業は行なっていないため、ディナータイムの客は10割減だ。  そこで、飲食専門の経営コンサルにも相談し、テイクアウトを中心の営業に切り替えた。店舗内でもお弁当の販売を強化。「US産ビーフステーキ丼(900円)」などが人気だそうで、男女問わず1人で買いに来る客や、カップル客が多いそうだ。 「お弁当は土日で15名前後のお客様にご購入いただいています。でも、平日はばらつきがありますね」  店内でパッと食べて帰る常連客もいる。一方、普段は2時間以上滞在する客もいたが、感染防止のため短時間で食事を済ませてもらっているそうだ。 「店のスタッフたちにとっては、こんな状況のなかで短時間でも常連客の顔を見られるのはうれしいことです。励みになっていますね」  コロナ収束後の経済、“アフターコロナ”の世界がどうなっていくのか不安は大きいが、スタッフらは前を向いていた。 「皆様の日常を取り戻し、食という娯楽を楽しんで頂けるよう頑張ります。今はお弁当でお肉を食べて、笑顔になっていただきたいですね」

新たな店の発掘が楽しみ

こわ美

写真は、いんたーねっと超こわ美さん(@taiikuzuwaranai)のTwitterより

 会社員のいんたーねっと超こわ美さん(@taiikuzuwaranai)は、新型コロナの外出自粛を受けて、週に1度は飲食店のテイクアウトを利用し始めた。 「3月中旬頃から在宅勤務でした。家にずっといることに疲れてきたこともあり、気晴らしにテイクアウトしてみることにしました」  以前はなるべく夕食は自炊を心がけていたため、テイクアウトの利用機会は少なかったという。しかし現在は、お気に入りの店の応援にもなると思い、テイクアウトをするようになった。開店前から長蛇の列ができるほど人気の立ち飲みバル「アヒルストア」でテイクアウトをしてみたところ……。 「渋谷にある『アヒルストア』でソーセージ、タコス、おつまみセットなどをテイクアウトしました。お肉の火入れのために40分ほど待ちましたが、一度家に帰ったりしていたので、いつもよりは待たずに食べられました。ちなみに、おつまみセット(1500円)は、お店の名物いいとこ取りでオススメです」  こわ美さんは他にも有名餃子店の餃子5人前や、人気ビストロ店で子羊のローストなどを5000円分テイクアウトしたという。 「他にも狙っているお店があります。これまで食事しに行ったことはないのですが、店先にテイクアウトのメニューが出ているのを発見しました。気になっていたお店で、いい機会なので挑戦してみようと思っています」  最近では、飲食店のテイクアウトメニューを見かけたら写真に撮っておき、次に食べるものを考えるのが自粛中の楽しみになっているそうだ。  こうした取り組みについて、こわ美さんは「感染リスクが少なく、自宅でのんびり食事できるのがいちばんの利点」と話す。飲み物などを自分で用意すると、かなりお安く名店の美味しい食事ができるのも嬉しいポイントとのことだ。 「テイクアウトでも満足できますが、コロナが落ち着いたらお店の雰囲気も味わいながら食事したいですね」
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店では絶対できない二郎スープの出汁割り
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