【反省】SPA!の放射線計測方法にも不備があった
本誌取材班も、3月末に福島県飯舘村などにガイガーカウンターを持って取材に出向いていました。
しかしながら、その計測方法たるやビニール袋に入れるという基本を完全に怠っているという体たらく。さすがに土の上に直置きこそしていませんが、他誌のことを言えたものではありませんでした。
一応、数値自体は飯舘村で公式発表されていた数値との誤差がほとんどなかったために誌面に掲載しましたが、今思うと反省しきり。
だからこそ、正しい知識による計測を訴えたいと思っています!
◆各誌のガイガ器を比較
【AERA】
RaeSystemsDoseRAE2(アメリカ製)
6月27日号で使用。フォトダイオード&シンチレータ使用の測定器。γ線とX線測定可
【AERA】
上海精博工貿有限公司JB4020(中国製)
6月20日号で使用。数値のバラツキが大きいなど、いまひとつ評判が悪い機種のようだ
【週刊ポスト】
日立アロカメディカルTCS-151(日本製)
7月22日号で使用。“対煽り派”用に導入された50万円のシンチレーション式サーベイメーター
【週刊現代】
SOEKS SOEKS-01M(ウクライナ製)
7月30日号で使用。安価なので人気はあるが、口コミでは高い数値が出やすいといわれている
― 放射能[ガイガーカウンター測定報道]のウソ【3】 ―
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