「破けたストッキングを売ってくれ」大企業の偉いおじさんと多目的トイレで…
「最初は戸惑いましたけど、正直ラッキーって思っちゃいました」
そう語るのは、OLの舞さん(仮名・23歳)。学生時代、キャバ嬢として働いていた経験を持つ女性だ。
“破けたストッキングを売ってほしい”
舞さんが都内のキャバクラで働いていたある日、新規で来店した男性A氏(50代)から突然、そんなことを言われたのだとか。
そこから、2人のストッキングを通じたコミュニケーションが始まった。
「“今日、ストッキングある?”これが来ると、お店に来てくれるサインだったんです」
A氏から連絡が届くと、慌ててストッキングを破いたと話す舞さん。そして持参したジップロックにイン。紙袋に入れて、A氏の来店を待つという流れ。
舞さんのロッカーには、ストッキング・ジップロック・紙袋が常備されていたそう。お小遣いという名のストッキング手当の金額は3000円だ。
「キャバクラの時給よりも高かったんですよ!」笑いながら語る舞さん。店で派手にお金を使うタイプではなかったものの、週1回のペースで来てくれたので、売上的にも助かったという。
「結構地位のある方だっていうことを知ったのは、半年くらい後でした」
ストッキングを渡してワンタイムで帰るA氏。深い話をするまでには時間がかかった。しかしある日、なんの気まぐれか、所得証明書をチラっとみせてくれたとのこと。
そこには1000万円オーバーの収入。そして赤坂にある有名企業の名前が書かれていた。
「“今度、会社の方まで来てストッキングを売って欲しい”って言われたんです」
後日、舞さんはA氏の指定した場所まで向かった。彼は合流するなり、チラチラと周りを警戒。そして舞さんを多目的トイレに連れ込んだのだ。
「正直、ヤられるって思いました…」
身の危険を感じたと振り返る舞さんだったが、A氏は何もしてこなかった。多目的トイレに入ったのはストッキングを受け渡すだけのためだったとのこと。
いつも通り、脱いだストッキングをジップロックに入れて渡す舞さん。その日は、“出張費”付きのお手当て5000円を貰って解散した。
「仕事が忙しくて店に行けないから呼んだそうです」
まるで今流行りのデリバリーのようだが、その後も何度か呼ばれ、ストッキングを売った。その度に多目的トイレを利用した。
そもそも、A氏はなぜそこまでストッキングに執着していたのだろう? それも破けた…
「詳しく聞かなかったですが、シンプルに性癖だったのかと(笑)。あと、なぜ私だったの?の理由は、身長が高かった(168cm)からだそうです。高身長女子がタイプだったみたい」
ストッキング男は大企業のお偉いさん
今流行りの“多目的トイレ”で…
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