更新日:2020年10月12日 17:31
仕事

コロナ氷河期、30~40代サラリーマンが生き残るためのキーワードとは?

現役世代の管理職に求められる人材は?

 だからこそ、現役世代の管理職に求められるのは、「理性的かつフェアで、情報共有の場づくりができる人材」だと片桐氏。 「出社、テレワークにかかわらず、社員が情報発信をしやすい場をつくれる人。そして、各人の成果を公平に評価し、それを上役に正当に報告できる人。こうした上司がいれば、そのチーム全体のモチベーションが高まり、信頼関係によって生産性が向上します」  仏頂面で周囲を威圧し、手柄だけ横取りするような化石上司は、コロナ氷河期によって絶滅する。 ▼コロナ氷河期で生き残る人 ・ジョブ型移行にも柔軟に対応。仕事の成果をアピールできる ・自分の強みを仕事に投資し、付加価値を創出して貢献できる ・情報発信しやすい場をつくり、理性的でフェアな評価ができる ▼コロナ氷河期サバイバルの心得 ・仕事のゴールとプロセスを開示し、周囲にアピールしつつ成果を出す ・仕事の「やり方」より「向き合い方」。単純労働から脱却すべし ・テレワーク組を放置して、出社組の村社会と化せば、会社ごと潰れる 【人材育成コンサルタント・片桐あい氏】 カスタマーズ・ファースト代表取締役、産業カウンセラー。外資系企業を経て独立。著書に『これからのテレワーク 新しい時代の働き方』(自由国民社) 【組織人事コンサルタント・曽和利光氏】 人材研究所代表取締役社長。リクルートの人事採用部門を経てさまざまな業種の人事・採用部門の責任者を担当。著書に『コミュ障のための面接戦略』(星海社)など <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/サダ>
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コロナ氷河期

終わりなき凍りついた世界を生き抜くために
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