恋愛・結婚

妻から「世界で1番不幸になって欲しい」と言われた夫、結婚生活の中身を聞いた

結婚生活は順調だと思っていたが…

離婚「僕は特に何の不満もありませんでした。友人の延長だから気も使わなくていいし、僕が趣味に没頭しても何も言わない。お財布も別のままだし。結婚って、こんなに楽なんだぁ~とすら思ってました」  ところが事態は急変。6月末の週末に突然「実家に帰る。これ書いて出しといてください」と言われ、離婚届を突きつけられた。 「喧嘩は頻繁にしていたけど、急に離婚届を渡されるほどのことはなかった。理由を聞いても何も言わず、意味不明だったんで元嫁の浮気を疑ったんです。そしたら、不気味な笑顔で『世界で1番不幸になって欲しい』と、手を振り払われました」  何度も連絡をとろうとしたが、返事がない。だが、1週間後に長文のLINEが届いた。

元嫁の言い分に自分がモラハラだったと気がつく

「元嫁的には“結婚したら、少しは変わるだろう”って期待していたらしいんですが、僕は正反対の行動をしていた、と。付き合う以前の友人だった時から僕の意見を結局最後には聞いてくれていたので、それが永遠に続くって勘違いしてました。連絡を雑にしたり、誕生日を放っておいたりするのは当たり前でした……。  小さいところで言えば、太ったり、メイクや服がおかしい時は即座に注意してましたが、可愛かった時は全く何も言わなかった。でも、僕が髪型を変えたり、身体を引き締めたのを気がついてくれなかった時はキレてました」  祐介さんいわく「良くなって欲しい」という意味で指摘し続けてきたそうだが……。 「元嫁に言われて気がついたんですが、僕のしてきたことってモラハラみたいですよね? 誕生日も記念日も何もしてあげなかったのに、元カノにしてあげたことはよく話してました。頑張ってこんなところに旅行に連れて行ったとか、こんなプレゼントをあげたとか。笑って聞いてたけど、よほどのストレスだったんでしょうね」  再三、祐介さんは離婚は考え直して欲しいと伝えたが、話し合うことすら叶わなかった。

気づいた時にはもう遅い

「共通の友人から最近の元嫁の様子を聞いたら、みんな口を揃えて『すごい元気!』だとか『すごいキレイになってた』って言うんです。さすがにそれには凹みました。相当僕との生活に我慢してたんだなぁと。何よりも全く気がつかなかった自分の鈍さにも怖くなりました。もう結婚も恋愛もしたくないです」  筆者も似たような経緯で付き合った人と「友人のままでいた方が良かったね」と別れたことがある。気を使わなくても良い相手だと思っていたら、ただ相手が自分に気を使ってくれていただけだと気づいた時には、もう修復できる段階ではなかった。  日々の小さな不満の蓄積が山となり、ふとしたきっかけで「別れ」や「離婚」という形で噴火してしまうこともあるのだ。<取材・文/吉沢さりぃ>ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。Twitter:@sally_y0720
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