爆笑言い訳「私、たまに悪魔がおりてくるんです」
―[爆笑[あり得ない言い訳]大賞]―
先日、迷走を続ける鳩山首相が、内閣の政策や発言がゆらいでいることに対して「ゆらぎは宇宙の本質」と、冗談なのか本気なのかわからない釈明をした。言い訳は政治家の専売特許だと思っていたが、ここまで強烈だとは! しかし、一般の人もこれに負けない言い訳をしているようだ。それらを厳選して紹介。
【会社編】
仕事のミスは、時に自身の出世に響くこともある。そのせいか、多種多様な言い訳が存在する。なかには耳を疑うようなものもあって……。
◆ 大賞
「私、たまに悪魔がおりてくるんです」
(「お前はダミアンか!?」。コピーひとつ取れない後輩の一言)
「その言い訳を聞いたときは正直、怒りを通り越して、こいつには何を言っても、まったくムダなんだと思いました」
そう話すのは、会社編の大賞に輝いた言い訳を浴びせられた34歳の自動車販売会社に勤める男性だ。彼には5歳下の後輩がいるが、この男がまったく仕事ができず、常に頭を痛めているのだという。
「電話の受け答えもまともにできず、お客さまの名前を聞き間違えることも日常茶飯事。この間も会議用の資料のコピーを頼んだんだけど、そこでもあり得ないようなミスをして……。さすがの僕もヤツのためを思って怒ったんです。そしたら……」
すると、後輩は何食わぬ顔で、「私、たまに悪魔がおりてくるんです。そのときは、何もできなくなってしまうんです」
先輩はそれを聞いて愕然とする。
「悪魔だろうが鬼だろうがなんでもいいから、ちゃんと仕事しろ!って感じですよ。このままじゃ、こちらが持ちませんよ(苦笑)」
悪魔の仕業は、まだまだ続く!?
◆ 夢で会いま賞
「電話をかけた夢を見ていたようです」
(二度寝をして無断欠勤しそうになったOLの一言)
会社では無断欠勤は致命的なこと。しかしそれを犯し、おまけに驚愕の言い訳をした女性(35歳・大手精密機器メーカー)がいた!
「その日は起床したら頭痛がひどく、午前休を取ろうと決めたんです。朝の早い時間だったし、まだ社内には誰もいないだろうから、会社には8時ごろ電話をすればいいと思って二度寝。すると、ちゃんと電話をしたはずが、8時30分過ぎに部長から怒り気味の電話が来たんですよ。もう何がなんだかわからなくて……」
夢うつつで電話に出た彼女は、「あれ!? さっき電話しませんでしたっけ? あれ? だって部長、『大丈夫? 実家近くの病院に行くの? 寮の近くの病院に行くの?』って聞いてくれましたよね? あれ?」とシドロモドロになってしまったとか。
「5分後、ようやく状況を把握した私は上司に、『どうやら電話をかけた夢を見たようです。かけたつもりでぐっすり眠ってしまいました。すみません……』と素直に告げ、そのまま電話を切りました。出社後、幸いにも上司は許してくれましたが、”寝坊だな”と確実に思われていますよね……危うく無断欠勤するところでした。それ以降、二度寝が怖くなり、しっかり目覚まし時計をセットするようになりました(苦笑)」
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