お一人様の長居客を歓迎できる大発明の料金体系 本の読める店の挑戦
オープン当初、メニューに値段はつけられていなかった
それでも徐々に噂を聞きつけた客が訪れるようになる。カフェや図書館など、本の読める場所は多いが、周囲の会話が気になったり、ノートパソコンのタイプ音が響いていたり。読書に没頭できる環境を求めている人は実は多かった。「映画を見るために映画館があるように、読書をするための場所があってもいいのではないか」と阿久津氏は話す。
「料金体系は試行錯誤を経て、現在の形に落ち着きました。席数と回転率は上げられない。そこでオーダーごとに席料が小さくなる料金体系を発明し、どのような注文でもざっくり2000円になるようにした。お客さんが『長居しすぎたから何か注文しなくては』と考える必要もないし、店側が『追加のご注文は?』と声かけることもありません」
たとえば、コーヒー1杯700円を注文すれば席料900円で計1600円。コーヒーを2杯注文すれば、席料は300円に下がり、計1700円となる。こうすることで一人あたりの粗利益を調整することができ、客とお店の双方が気兼ねしなくてすむ。(滞在時間が4時間を超えると1時間ごとに600円追加。)
店の約束事は、お客さんと一緒につくりあげる
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