エンタメ

乃木坂46・白石麻衣が卒業、スキャンダルゼロで歩んだ軌跡

女優業:コメディからシリアスまで熱演し、演技の才能が開花! アイドルの枠を超越

スマホを落としただけなのに

近年は女優としても活躍の幅を広げていた(画像は『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』 オフィシャルサイトより)

 白石は本業であるアイドルやモデルだけにとどまらず、女優業でも力を発揮していく。2018年に放送された『世にも奇妙な物語‘18春の特別編』(フジテレビ系)で、初のドラマ単独主演を果たした。  2019年放送の『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)では、思ったことをなんでも率直に発言する強烈キャラの教師・里見萌役を好演。この一作で白石はコメディエンヌとしての意外な才能を覗かせ、大きな話題を呼んだ。インタビューではこの役どころについて、「私は普段思ったことをあまり口に出せないタイプなので、里見先生は何でも口に出して言えていて、すごく良いなと思います。演じていて楽しいです」とコメントしていた。  女優・北川景子の主演でヒットした映画『スマホを落としただけなのに』の続編として2020年2月21日に公開された『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』では、北川に代わり白石がヒロインを務めている。「とにかく限界まで振り切ってくれ」との監督の指導のもとで披露した鬼気迫る演技は、スリリングなストーリー展開を大いに盛り上げた。

YouTubeやSNSアカウントを続々開設、今後はナチュラルな姿も?

 白石は、自身の誕生日であった今年8月20日に公式YouTubeチャンネル「my channel」を開設し、YouTuberとしての活動をスタートさせている。初のYouTubeライブでは、回線が途切れ、配信が中断するなどのトラブルに見舞われる場面もあったが、同時視聴者数は最高で25万人を叩き出した。また、生放送の動画が現在もアーカイブとして残っており、その動画の視聴回数は11月2日現在で512万回を超えている。  現在「my channel」の登録者数は116万人と順調な滑り出しだ。ファンたちがこぞって登録しているのは明白だが、SNS上ではこれまで白石の名前しか知らなかったという人が、彼女のYouTubeでの人柄を見て魅了されたという声もあがっていた。
 また、卒業を機に白石のオフィシャルサイトや、Instagram、スタッフによるTwitterアカウントが開設された。白石は今回のオフィシャルサイト、SNS開設について「日常のこと、お仕事のこと、共有したいこと、 私らしく更新していけたらなと思っているので、 時間があるときにのぞいてもらえたら嬉しいです」とコメントしている。 ――“乃木坂46”という輝かしいステージからは身を引いた白石だが、圧倒的美貌と多彩な才能は、今後も活きてくるはずだ。<文/海老エリカ(A4studio)>
1
2
おすすめ記事