恋愛・結婚

一緒に暮らす妻が離婚調停を申し立てる…ありえない離婚騒動の顛末

コロナのおかげで離婚を回避?

「コロナで緊急事態宣言になり、会社がテレワークになったんです。僕は週に1度出社するだけになり、自宅にいる機会が増えました。子供も幼稚園が休みなのでずっと家にいて、子供の面倒を見ながら3食作って家事をこなす妻は本当に大変そうでした。僕もなるべくサポートしようと空き時間に洗濯や掃除をするようになり、妻にダメ出しをされる度に主婦の大変さが身にしみましたね。しかし、それがきっかけで妻との会話が増えていき『もう1度やり直したい』と説得し、どうにか納得してくれた……という感じです。 話し合い 妻が言うには離婚に迷いがあったけれど、僕の気持ちを確かめたくて離婚届を置いたそうですが、僕が全然反応しないから『私のことなんてまったく興味がないんだ』と、別れを決意したそうです。今は調停を取り下げてもらい、そこそこ仲良くやっています」  もし、コロナがなかったら離婚していたかも……と川島さんはいう。現在は出社を再開したが、接待や飲み会が減ったことで家に帰る時間も早くなり、育児にも積極的に参加している。コロナによって離婚を阻止できただけでなく、不要不急の飲み会を避けることを意識したり、家族の大切さを実感したとも話す。夫が少し意識を変えるだけで、結婚生活は上手く行くのかもしれない。これからはきっと大丈夫だろう。<取材・文/結城>
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