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テレビ業界人がオススメする冬ドラマ8選。長瀬智也は最後のドラマ出演に?

脚本家の苦悩を描くホームドラマ

 また、物語の根幹を担う脚本家にもおススメ作品を聞いた。映画やネットドラマでラブストーリーを中心に手掛ける女性脚本家D氏の注目作は?
「気になるのは『書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系、土曜午後11時30分~)ですね。売れない脚本家・吉丸(生田斗真)が仕事に家事に奮闘するファミリードラマですが、脚本家を主人公に据えた作品はあまりなかったので非常に注目しています。しかも、『HERO』や『龍馬伝』などを手掛けた人気作家の福田靖さんが手掛けるというのも面白いですよね。福田さんも遅咲きの作家さんなのでご本人の経験も入るのでは……。

“倫理”がテーマの新感覚学園ドラマ

『ここは今から倫理です。』

画像:『ここは今から倫理です。』(NHK)

 もう一作は『ここは今から倫理です。』(NHK、土曜午後11時30分~)。不思議な雰囲気の倫理教師が主人公の学園マンガですが、これを連ドラにしようという試みがすごいなと感心しました。さすが一番攻めていると言われている「よるドラ」枠だなと。さらに、脚本を担当するのも新進気鋭の作家・高羽彩さんで、アニメや舞台を主戦場にしていた彼女の独特の世界観にも期待しています」  新型コロナウイルスの猛威がふるうなかではあるが、テレビドラマが国民に笑顔や感動を届けてくれるはず。今年の冬こそ、自宅にこもってじっくりとドラマをリアルタイムで見て過ごすのもいいのでは?<取材・文/木田トウセイ>
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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