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さよなら300系新幹線 リニア・鉄道館でまた会おう!

300系新幹線

東京駅でラストランを迎えた300系新幹線

 3月16日、JRのダイヤ改正に伴い、「100系」「300系」新幹線が引退する。JR東京駅18番線ホームでは、300系新幹線の引退セレモニーが行われ、多くの鉄道ファンが別れを惜しんだ。300系は、1992年に東海道・山陽新幹線の初代「のぞみ」としてデビューし、斜面のするどい先頭形状から「鉄仮面」と呼ばれ親しまれてきた。

⇒ 【画像集】 ラストラン東京駅の模様
http://nikkan-spa.jp/172942/120316_300_00

 ラストランは、10時47分発、東京発新大阪行き「のぞみ329号」。車両側面と先頭車両の先端部には「ありがとう。LAST RUN 300」とステッカーが貼られており、入線すると記念撮影をしようと人だかりができた。先頭車両は特に人が多く、一脚に取り付けたカメラを高く持ちあげる者や、肩車した子どもに撮影させる親も見かけられた。記念グッズとしては、弁当、ビール、入場券などが販売され、売り場前には行列ができていた。

 300系のデビュー当時小学1年生だった筆者は、300系のぞみに乗り込み、一人で京都の祖母の家まで旅行に行った。従来車両より50キロも速い最高時速270キロという、まさに未来の乗り物に乗り込んで京都を目指したときのドキドキ感は、今でも忘れられない。20年前、ワクワクさせてくれた車両が引退するというのは寂しいものだ。

 しかし、300系とはこれでお別れではない。愛知県にある「リニア・鉄道館」では、300系だけでなく歴代新幹線の実物車両が展示されている。蒸気機関車から世界最速の581キロを叩き出したリニア車両まで、39両の車両を間近で見て、触れることができる。

 さらに、5月6日までは「ありがとう300系~のぞみの軌跡~」と題した企画展が開催されており、のぞみの歴史を振り返るポスターやCM、関連グッズの展示、さらには300系新幹線の運転台が特別公開されている。ラストランを見逃した方は、300系と100系に会いに行ってみてはいかがだろうか? <取材・文・撮影/林健太>

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