同じゲームが好きなのに、なぜか対立してしまうオタクたち
以前、鉄オタ同士の”内部抗争”の記事があったが、そういうマニアの派閥争いは鉄オタだけの話じゃない。てなわけで、ガンダムマニアから城マニアまでいろんなジャンルのマニア同士の論争を集めてみたら……。門外漢には理解不能な熱きバトルに震撼せよ!
【BATTLE4】ファイナルファンタジーマニア
ファンタジー派 VS サイバーパンク派
◆ファンタジー派
大企業と敵対し、スーツ姿の人間と闘わされたFFVIIにドン引き!
◆サイバーパンク派
剣と魔法の世界観はもう食傷気味。サイバーがRPGに一石を投じた!
超人気RPG『ファイナルファンタジー』(以下、FF)は、作品ごとにガラリと世界観が変わる。正統派ファンタジー(I~V、IXなど)もあれば、サイバーパンクな世界観(VII、VIII、など)の作品もあり、それが論争の火種に。
ファンタジー派(以下、フ) 「素直に中世欧州モチーフの世界観にしといてよ。『VII』では敵対する組織が大企業で、スーツ姿の人間と闘わされてドン引き。『XIII』なんて召喚獣が車やらバイクに変形するし。トランスフォーマーか!」
サイバーパンク派(以下、サ) 「『VII』は”剣と魔法の世界”ばかりで食傷気味だったRPG界に一石を投じた革新的作品。そもそもFFは”最高の技術で最高の作品を”がコンセプトだから、別にファンタジーじゃなくてもOKなの!」
フ 「革新的とか言ってるけど、最初にサイバーテイストを入れてヒットしたRPGは『サガ』。『VII』は『ドラクエ』に勝てないと思って、サイバーに逃げただけ」
サ 「てか『VII』『VIII』はキャラが8頭身だったから、シリアスな展開にも感情移入できたのに、『IX』で4頭身に戻って超ガッカリしたよ」
フ 「何言ってんの!? 『IX』こそ最後の砦。4頭身だからファンタジーにマッチするんでしょ!
― マニア同士の[ミクロな論争]10番勝負【4】 ―
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