更新日:2012年04月11日 18:07
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メイド萌え派 VS 巫女萌え派 細かすぎるこだわりとは

以前、鉄オタ同士の”内部抗争”の記事があったが、そういうマニアの派閥争いは鉄オタだけの話じゃない。てなわけで、ガンダムマニアから城マニアまでいろんなジャンルのマニア同士の論争を集めてみたら……。門外漢には理解不能な熱きバトルに震撼せよ! 【BATTLE1】アキバ系コスプレマニア メイド萌え派 VS 巫女萌え派 ◆メイド萌え派 神様に仕える立場の巫女に欲情するなんて、罰当たりにもほどがある! ◆巫女萌え派 日本人なら巫女の襟元、衣擦れなど、控えめな萌え要素を理解しなきゃ!
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 どっちもただのコスプレじゃん、などと十把一絡げにしてはいけない。マニアたちは、どちらに萌えるかで激しく対立しているのだ。 「清楚ななかにほのかなエロスを隠したメイド服が最強。巫女はセクシーさに欠ける」(28歳・商社) 「メイド服って、女のコをかわいく見せる要素の集合体。エプロン、カチューシャ、純白ブラウスとか。オーバーニーのタイツとミニのエプロンドレスから見え隠れする絶対領域(太モモの素肌部分)なんて最高!  かがんだメイドのスカートから、タイツに包まれた足がのぞく光景を想像してみてよ。その点、巫女装束は和服なので防虫剤のニオイとかしそう」(32歳・SE)とメイド萌え派が主張すれば、巫女萌え派も黙っていない。 「巫女は穢れなき乙女の代名詞。エロい必要はないんです。巫女の魅力は、わかりやすいセックスアピールではなく、秘められた処女性にある」(23歳・コンビニ) 「巫女装束には、神に仕える者の清らかさと、それでもこぼれてしまう女性的な魅力が共存している。そのギャップにグッとこない男はおかしい。日本人なら、巫女さんの襟元とか、衣擦れとか、そういう控えめな萌え要素をちゃんと理解しなきゃ」(29歳・SE)  さらに巫女マニアは「清潔感のある白と赤の装束は、日本女性を美しく見せる」(25歳・大学院生)とも主張。一方で「ブサイクなコが巫女装束を着ても、ブサイクな巫女ができあがるだけ。でも、メイド服は誰が着てもそれなりにかわいく見せてしまう」(34歳・不動産)というメイド派の指摘も。  また「メイド服は主への忠誠心と奉仕の心の象徴であり、女性らしさを感じさせる。神様に仕える立場の巫女に欲情するなんて、罰当たり」(35歳・広告)とメイド派が声を上げれば、「メイドは服従を強いられる、抑圧された存在。欲情した主人に、性のはけ口にされたりしてるに違いない。女性を飼育する、みたいな醜悪な貴族趣味を感じてしまう」(29歳・SE)など、なかなか相容れない。まあ、こだわりが細かすぎ、ということでは共通してるんだけどね。 イラスト/カネシゲタカシ ― マニア同士の[ミクロな論争]10番勝負【1】 ―
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