仕事

コロナで売上が激減したマッサージ師。義実家への仕送りでさらに家計を圧迫

妻の妹の家計も深刻で…

money 「妻には妹がいますが、昨年2人目の子供が生まれたばかりで働きに出られる状況ではありません。それでも旦那さんの同意を得て給料の一部を仕送りしており、ウチが生活が厳しいといって援助を打ち切るわけにもいかないんです」  持続化給付金など利用できる各種助成金はとっくに申請済み。今の状態がいつまで続くのかも不透明で、コロナ収束後に減った売り上げが必ず戻るとの補償もない。

今年1年やってダメなら廃業も考えている

 そのため、最近ではマッサージ師の仕事を辞めて別の仕事に転職することも視野に入れている。 「妻は『もうちょっと頑張ってみよう』と言ってくれますが、下手すれば我が家と義実家が共倒れするなんて可能性だってあります。子供のためにそれだけは回避しなきゃいけないし、決断できないままズルズルと仕事を続けてしまうのはよくないと思うんです。まだ妻には言っていませんが、今年一年頑張ってダメなら廃業するつもりです」  いくら家族のためでもその決断を下すまでには葛藤もあっただろう。今の状況にいつまで耐えられるかとの自問自答を繰り返し続ける中での日々。日本全国の自営業者たちがそこまでの瀬戸際に立たされているのだ。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート