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ママ友、地元の友達、両親「コロナで人間関係が変わった」と嘆く女性

「東京から帰ってこないよね? 」。帰省をいやがる地元の友達

 関東近県に住む友人とのメッセのやり取りは、『東京からこっちに来ないで』という内容だったそうだ。 「それまでメッセでは『いつ帰ってくる? 今度飲もうよ』っていう感じだったのが、『帰ってくるの? 』って聞いてくるんです。あくまで、『帰らないよね』っていう念押しみたいな。私は気にせずに、『父に会うために、年末帰るかも』って送ったら、『12月はこんなに増えてるし、こっちには来れないよね~』みたいな返信がきてびっくりしました!  あからさまに私が帰ってくるのを嫌がってるんです。その後も、定期的に『忙しい? 』『こっちには来ないよね? 』っていう内容のメッセが来るので距離を置くことにしました」

自粛警察を気にする親

kodomo-550x367 コロナ禍で価値観が違ってしまうのは、もちろん友人だけではない。 「親には持病もあるので、会うのを控えていました。でも、年末年始くらいは…って思っていたんです。私の息子ともきっと会いたいだろうなって思って『年末そっちに帰るよ』って送ったら、今度は父からも『こちらに来ないように』という返事が。どうやら、近所の人が見ているらしくて東京からの帰省を嫌がられたんです…」 「人と会えないのがこんなにストレスだと思わなかった」という裕子さん。まだまだ先行き不透明な状況が続いている中で、両親や友達もナーバスになっているのだろう。彼女もそれをわかっているとは思うが……。  一刻も早くコロナが収束し、思う存分人と会って欲しいものだ。<取材・文/池守りぜね>
出版社やWeb媒体の編集者を経て、フリーライターに。趣味はプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ。X(旧Twitter):@rizeneration
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