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「ユニクロの定番コラボ」業界関係者も実は買っている傑作アイテム3選

★ニット類やカジュアルウェアなら「ユニクロU」

ユニクロU

毎シーズン、新作が発表されるなど定番化してきた「ユニクロU」

 続いて「ユニクロU」。  エルメスのディレクションを務めた偉大なデザイナー「クリストフ・ルメール」との協業ラインがこちらです。すでに定番ラインとして毎年、展開されており、コラボというより「ユニクロの既存ライン」に近いような扱いにもなってきました。  ルメールとの協業がこれほど上手くいった理由としては、おそらくユニクロと服作りのコンセプトがマッチしているからだと思われます。

「+J」と「ユニクロU」の違い

 上述の「+J」も確かに大ヒットは飛ばしていますが、長く協業しコレクションを定番展開するまでには至っていません。  その理由としてはジル・サンダーの得意デザインである「テーラード」を表現するほどの背景がユニクロにはないからかと。  ユニクロが展開するアイテムは基本的にカジュアルなものが多く、テーラードジャケットなどはほとんどすべて芯がなく、肩パッドがない「イージースーツ」です。  職人技術が求められるジル・サンダーのデザインに根本的にはマッチしていないのではと思います。
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「ユニクロU」らしさが溢れるアイテム
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