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SNSで人気「無限ネコ製造機」デザイナーが語る、ネコの偉大な力

ネコが好きすぎて逆に飼えない

コネコカップ

ゼリーやチャーハンなど食材に使える「コネコカップ 無限ネコ製造機」(画像はアッシュコンセプト)

 立体造形家で雑貨コレクターの森井さんは、「ネコカップ 無限ネコ製造機」の商品ページにデザインコンセプトとして「ネコの道に寝そべっている姿が好きで、ふと視界に入った瞬間のイメージを大切にした」と語っている。  ネコが好きで、数多くのネコグッズのデザインを手掛ける森井さん。デザインのインスピレーションは「年に5〜6回預かる担当編集さんのネコから得ています」とのこと。じつは、ネコ好きにもかかわらず、自分ではネコを飼っていないという。 「とにかく本当にネコが好きで、好きすぎて生活の中心がネコになって仕事どころではなくなってしまうから飼えないんです(笑)」(森井ユカさん、以下同)  話題の「ネコカップ 無限ネコ製造機」も自ら試作品を持って製造元であるアッシュコンセプトに提案をしたのだとか。そのアイディアの発端は「ネコを量産したかったから」だそうで、やはり尋常ではない“ネコ愛”にあふれている。

人の心を癒やしてくれる“平和の象徴”

 森井さんは「砂浜にこのネコのシルエットが沢山あって、人の心を癒やすことができたら、争いごとだってなくなるかもしれない」とまで言う。 「比較しようのない愛らしさと、何にも動じない独自性。私は“平和の象徴”と捉えています。そこにネコらしきものがあるだけで戦意喪失しますね」
 現在森井さんは『#無限ネコ製造計画』のハッシュタグを使い、InstagramやTwitterなどのSNSも活用した新作の発表を行っている。なにかとギスギスしてしまいがちな世の中ではあるが、つい平和な気持ちにさせられてしまうネコの力を借りて、少しでも気持ちをほっこりさせたい。 <取材・文/松本果歩>
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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