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ダイソーの「手品グッズ」4種類を試してみた。仕掛けがバレバレ

これを手品と呼んでいいのか…

 次にレベル3「ゴキブリが突然出現する」。棒が付いたマッチ箱のような箱の片面に楕円、もう片面にゴキブリの絵が描かれている。これを巧みなテクニックで両面に楕円が描かれているかのように見せ、さらにその楕円がゴキブリに変化したかのように見せる。そして、棒を引くと箱の中から玩具のゴキブリが飛び出してくるのだ。
手品

ゴキブリ(のおもちゃ)が突然出現する

 これはいままでの手品の中でいちばんしょうもない。ゴキブリが苦手な女子だったら「きゃッ!」と悲鳴をあげるのかもしれないが、果たしてこれを手品と呼んでいいのか

ボールが一瞬で移動する

 最後にレベル4「ボールが一瞬で移動する」。三角帽子が3個とボールが1個ある。その三角帽子のひとつにボールを隠してすべて立たせ、そのボールを一瞬で他の三角帽子に移動させるというものだ。  この手品だけは以前からよく知っていた。が、僕の中ではこれは手品というよりもギャンブル詐欺という認識である。ヨーロッパの観光地の路上でよく行われているらしいのだ。親が3つあるカップのうちのひとつにボールを隠してよくシャッフルし、子がどのカップにボールが入っているかを賭ける。しかし、親はシャッフルの最中に目にも止まらぬ早技でボールを他のカップに移しかえてしまうため、子が正解のカップを当てられることはほとんどないという。
ボールが一瞬で移動する

ボールが一瞬で移動する

 レベル1から3までの手品は小さな子供向けという感じだった。が、このレベル4だけは練習を積めば友達の前で披露できるくらいのものにはなるだろう。さらに、どの三角帽子にボールが入っているか賭けさせてお金を巻きあげることもできるかもしれない。  ともあれ、“おうち時間充実”の暇つぶしにはなるだろう。<取材・文/小林ていじ>
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【動画】ダイソーの手品で遊んでみた
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