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UberEats中年配達員がボヤく、汗と涙の日々「オシャレな店は優しくない」

早く食べたいならメールは送らない方が良い

 普段、ウーバーイーツを利用する読者も多いだろうが、配達員にとって嬉しい注文者の特徴などはあるだろうか? 「まず困るのは配達中にメールをたくさん送る人ですね。配達員用アプリが10秒に1回くらいポップアップを出し続けるので、いちいち自転車を止めて必ず確認する必要がある。早く配達してほしい人は最低限の連絡だけするほうがいいです。あと、個人的に嬉しいのはフーターズの注文です(笑)。フーターズって女の子の店員や雰囲気がウリですけど、私に料理を受け取らせて、運ばせるってどういう感覚なのか……。意味わからないですけど、目の保養になるのでありがたいです」  また、マップで“ピンずれ”が起きるなど、わかりにくい住所の場合は行き方や建物の特徴をアカウント情報にあらかじめ記載しておくこともポイント。「マンション名をきちんと記載するだけでも配達のしやすさは違う」と語る。 「ウーバー配達員はプロの宅配業者ではないし、最近は利用者が増えて同じ場所に何回も配達することも減っていますからね。私が始めた当初はお金持ちの注文者ばかりで、六本木ヒルズの居住棟にやたら運んでいた時期もあって。どのフロアにどんな住人がいるか、勝手に分析して楽しんでいましたけど。最近そういうケースはまずないです」

なぜマックの店先でたむろするのか

渡辺雅史氏 マクドナルドの店先で配達員が待機する姿もよく見かけるが、配達員に人気のお店もあるようだ。 「おそらくマックは単純に注文が多いのと、1件あたりの配達距離が短い傾向があるので、ボーナスを効率よく獲得したい人が集まるのかなと。ちなみに私が一番好きな店はケンタッキーですね。ケンタッキーはウーバーでドリンクを販売していないようですし、昔からテイクアウト容器がしっかりしていて、安心して運べます」  規定の配達回数をクリアして得られるボーナス制度があるため、ウーバーの配達は基本的に短い距離の配達で回数をこなすほうが効率よく稼げるという。 「最近は容器の技術が進化していて、密閉性の高い容器を使う飲食店が全体的に増え、メーカーの努力も感じますね。その意味では最初の緊急事態宣言の頃が一番大変でした。新しい加盟店が増えた上、どこも緩い容器ばかりだったので……」
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日本人より外国人のほうが優しい
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