牛丼チェーン3社「1000円以下うな丼」を比較。コスパ最高に感じたのは
夏のパワーフードといえば、うなぎを思い浮かべる人も多いのではないか。香ばしいタレと絡んで照りがついたうなぎは、想像しただけで食欲がそそられる。ちなみに今年2021年の「土用の丑の日」は7月28日でした。
bizSPA!トップへ
【画像をすべて見る】⇒次へ>をタップすると次の画像が見られます
うなぎは美味しいだけでなく栄養価も豊富だ。身体の抵抗力を高めるビタミンA、滋養強壮や美肌効果が期待できるビタミンB群、他にもDHAや亜鉛など、魚のなかでも多種類のビタミンや栄養素が含まれている。夏バテ防止に効果的な食べ物と言われているのも納得だ。
しかし、当然ながらうなぎは牛丼に比べて少々値段が高く、できるだけ外したくないのが正直なところだ。そこで今回は、全国で展開しており、気軽に購入できるであろう牛丼チェーン大手「すき家、松屋、吉野家」で1000円以下で販売されているうな丼を実食。クオリティや満足度はどうなのか、比較しつつ検証した。
すき家のうな丼は3社のなかで一番うなぎのサイズが大きかった。お腹から尻尾にかけて横10センチ以上ある切り身が入っている。値段も並盛790円(税込み、以下同じ)と1番安い。食感はお腹の方はふっくら、尻尾はぐにゅっとしていて、部分ごとに異なる。
公式サイトでは「『タレをつけて焼く』という工程をじっくり3度繰り返すことで、香ばしく、ふっくらと焼き上げています」とある。その説明通り、全体的にうなぎの味がしっかりと感じられ、脂もほどよくのっていて香ばしい。タレは醤油の香りがしてそこまで甘くない。うなぎのクオリティ、コスパどちらも満足いく結果だった。
松屋のうな丼のうなぎは、大きさこそ小ぶりなものの、ふっくらと肉厚で食感はとろっとしている。厚さ1センチほどある切り身は脂身もあり、3社のなかで最も“うなぎ感”を味わえる。値段はお新香つき850円で、イートインだと味噌汁がついてくるのも松屋ならではの特徴だ。
タレは醤油っぽくさらっとしていて甘さ控えめだ。タレは別添えで直前にかけるので、テイクアウトしてもご飯がべちゃっとしない。自分のお好みに量を調整できるのも嬉しいポイントだ。身もほろほろとしているので、家で食べても、出来たて感を堪能できた。
個人的には3社のなかで1番うなぎのクオリティが高く、テイクアウトでも美味しく食べられる工夫が施されていたと思う。
【bizSPA!より転載。リンクなど元記事に移動します】⇒1番コスパが良いのはすき家?
肉厚でふわふわな食感が楽しめる松屋
1
2
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ