恋愛・結婚

アプリ婚の若き夫婦が語る「親には言いづらかった」結婚までの道のり

俊太さんの家での予期せぬプロポーズ

「去年、那須に旅行に行ったあと、夫の家に泊まったんです。次の日の朝、なんかガサガサしているなと思ったら、指輪を出してくれて。そこでプロポーズされました。全然予想していませんでしたね」(みどりさん) 「普段っぽい雰囲気で渡したかったんです。夜景が見えるレストランとか、夕日が見える場所とかでするのは自分のキャラじゃないなと思ったので」(俊太さん)  30歳までには結婚したいと考えていたみどりさん。俊太さんはみどりさんの結婚観を知っていたこともあり、交際期間が2年を過ぎたタイミングでプロポーズを決意した。 「正直、『旅行中じゃないんだ』とは思いましたね(笑)。でも私も夜景を見ながらのプロポーズとかは苦手だったので、とてもうれしかったです。その場で『お願いします』と伝えました」(みどりさん)  こうして、俊太さんの“プロポーズ大作戦”は無事成功。背伸びをしない交際をしてきた2人ならではのプロポーズ秘話と言えるだろう。

親への説明は「言いづらかったですね」

プロポーズ マッチングアプリで出会った人と結婚する場合、互いの親にはどのように馴れ初めを説明するのだろうか? 若者には新たな出会いの手段として定着しているが、年上世代は「怪しい出会い系サイト」というイメージを持っている。 「親世代には言いにくいですよね。アプリには抵抗がありそうな気がして」(俊太さん) 「私も『アプリで出会った人と結婚する』とは言いづらかったですね。最終的には伝えましたけど、付き合っているときは『ご縁があって』と濁していました」(みどりさん)  しかしいざ伝えてみると、それぞれの親はマッチングアプリでの出会いに対して「そうなんだ」と言うだけだったそうだ。今年の夏、2人が互いの親に結婚のあいさつをしたときも、アプリ婚に反対されるようなことはなく、むしろ歓迎ムードだったという。
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結婚生活は「とにかく長く一緒にいたい」
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