元欅坂46織田奈那「ぶっ飛んでいるな」。初の“B級特撮映画”ヒロイン役への意気込み
2020年に欅坂46を卒業し、現在はYouTubeやTikTokでメインに活躍する織田奈那(@oda_nana77)さんが8月27日から公開される『遊星王子2021』で初の映画ヒロインに挑戦する。
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メガホンを取るのは日本B級映画界の巨匠、河崎実監督。1958年に誕生した初の国産宇宙人ヒーロー『遊星王子』が60年以上の時を経てどのような形で現代によみがえるのか?
東京の下町を舞台にした撮影秘話から、河崎監督とのエピソード、作品の見どころ、彼女のYouTubeチャンネルの話まで、 女優としてのキャリアをスタートさせた織田奈那さんの今に迫る。
――『遊星王子2021』のオファーが来たときの気持ちを教えてください。
織田奈那(以下、織田):最初は「私がヒロインでいいの?」って思いました。監督は私がアイドル時代に舞台や短編映画に出演したこともご存じだったし、今後も俳優業に挑戦したいという意図を汲んでいただいたので、とてもやり甲斐のある現場でした。
――脚本を読んでみての感想は?
織田:いや~、もう、スゴくぶっ飛んでいるなと。シュールで面白いなって思いました。
――オリジナルの『遊星王子』は1958年の作品ですが、オファー以前に見たことはありましたか?
織田:いや、さすがにそれはなかったですけど、出演が決まってからちょっとだけ映像を拝見しました。やっぱり、初代からもどこかシュールな雰囲気を感じましたね(笑)。
――初代はわりと動きが独特と言いますか、現代の感覚だとユーモラスに感じる点も多々あって……。
織田:ですね(笑)。初代を下敷きにして、もっとヒーロー感を強く出したのが今作だと思ってもらえれば。
――ストーリーもさることながら、ロケ地が三ノ輪の商店街というのも変化球ですね。
織田:はい、商店街の中にある「オオムラパン」というレトロなお店が私の実家という設定で。
――余談ですが、先日「オオムラパン」のコロッケパンを食べてきました。
織田:お~、ホントですか! 有名なお店みたいですね。「オオムラパン」の雰囲気も商店街の雰囲気も、どことなく作品とマッチしてるんですよね。
――劇中で織田さんの実家のテレビが14インチのブラウン管なのは狙いですか?
織田:作品の舞台は現在ですが、ちょっと小道具でレトロな感じを演出してますね(笑)。
――遊星王子も敵のタルタン人もだいぶ奇抜なコスチュームですが、商店街の中では相当目立ったのでは?
織田:もう、すんごい見られましたね。日向野(祥)さんは商店街のおばちゃんにいろいろ話しかけられてました(笑)。
台本を読んだ感想は「ぶっ飛んでいるな(笑)」
ロケ地の商店街で目立ちまくり
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