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こんな山奥まで!?北海道でキャンプした26歳男性に、Amazonの荷物が届いてビックリ

キャンプ場に郵便物が届く!?

キャンプ さまざまなトラブルに見舞われた大森さんですが、現代ならではの方法でなんとか問題を解決したそうです。 「私が生活していたキャンプ場には大きな川が流れていました。普段はそこで衣服を洗っていたのです。もちろん水質を汚さないよう洗剤などは使いませんでした。しかしある日、手が滑り、ほとんどの衣服が川に流れてしまう災難が起こりました」  必要な物資を調達するため、Amazonでまとめて購入することを決めた大森さん。果たしてキャンプ場に郵便物が届くのか、不安な気持ちを抱えながらも注文から1週間が経過しました。 「さすがに郵便物は届かないと諦めていた頃、私のテントの前に箱が置かれていました。開けてみると、1週間前にAmazonで注文した洋服だったんです。今はほとんどのキャンプ場が配達を受け付けていないらしいので、不幸中の幸いでした」

地元民からもらった贈り物とは…

 1か月のテント生活も半分が経過。街に出て現地の人と交流する機会が増えると、大森さんは「テントお兄さん」とあだ名がつき、人気者となりました。 「とにかく現地の人たちが優しかったです。とても小さな村にいたので、私が山奥でテント生活していることを知ると、キャンプ場に訪れては野菜や魚を贈ってくれました」  ある日、何か大きな袋を持ってきたご近所さんを発見。その袋を開けてみるとそこには見たことのない食材が入っていました。 「なんと2kgもの鹿肉を差し入れとして贈ってくれました。生活していた村にはエゾシカの生息数が多いことから、ハンターも多くいるそうです。なかなかこのような経験をすることはないので驚きましたが、その村では鹿の肉をご近所さんに渡すことは稀ではないと言っていました」  その日の夜、現地で仲良くなった約10人とキャンプ場に集合し、鹿肉を囲ってみんなでバーベキューをしました。  さまざまな困難がありましたが、地元の人たちの優しさに助けられ、1か月もの山奥キャンプ生活は無事終了。都会ではなかなか感じられない人のぬくもりに触れた思い出となりました。 <取材・文/Honoka Yan イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)> 特集[ローカルで驚いた出来事] ※bizSPA!フレッシュより
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