「マッチングできてとても嬉しくて、毎日のようにメッセージのやり取りをするようになりました。なんというか、早くもなく遅くもないちょうど良いタイミングで返事が来るので、ストレスを感じずやりとりをすることができました」 　大人の余裕にすっかり心奪われてしまい、徐々に彼にのめり込んでいたと語ります。そして、マッチングして約3週間がたったころ、ついに食事に行ってみようと誘われます。 　お互い予定が入っていない週末の夜、都内某所のレストランで待ち合わせすることに。恋愛に関して奥手なタイプでもあったので、とにかく緊張しっぱなしだった白石さん。しかし、残念ながらそこにやってきたのはアプリ上での紳士的な人物像とはかけ離れた男性だったのです……。 「口調から話題まで、想定していた人とちょっと違うなと感じました。聞き上手で包容力のあるタイプかと思っていましたが、どちらかというと粗野で自分の話に終始するというか……」 　実際に会ってみると多少のギャップはつきものだとは思いますが、それが度を超すと不信感は否めないでしょう。そして、お酒がまわったタイミングでも暴露大会がはじまってしまったそうで……。 「結婚間近の彼女がいると言われました。それだけならまだしも、身体だけの関係の女性が5人いるだの、先週女医さんとホテルに行っただの、卑猥な話が出るわ出るわ……」