恋愛・結婚

ストーカー化した理想の“彼女候補“。「やり逃げする気かよ」と言われて不眠症に

作ってくれた味噌汁の味が異様に薄い

カップル「バーで海外ドラマの話になりました。ほろ酔いの彼女は僕が勧めたドラマを観たいと言い、自然とうちで観る流れになったんです」  そして良い雰囲気になった2人はベッドを共にすることに……。翌朝、目を覚ました梶谷さんは彼女のかいがいしい一面を見ることになります。 「起きてみると、彼女が朝ごはんを用意してくれていたんです。嬉しくなりました。でも、それは味噌汁に口をつけるまででした。白湯みたいというか、なんだかひどく味が薄かったんです。戸惑っていると、彼女にこう言われました。『薄い? でもこれからはこういう味に慣れてもらわなきゃ』って……」

未来予想図からの突然の号泣

 その言葉に違和感を覚えた梶谷さんでしたが、事態はさらに予想外の方向に。 「彼女は将来の話を語り出しました。『来年、結婚して自然がいっぱいある地方の集落に引っ越して自給自足の生活をする。子供は4人作る』っていうんです。その結婚相手というのは僕らしく、まるで2人で話し合って決めたような感じで話すので、呆気に取られました」  彼女は候補地として考えているという土地を列挙して、Googleマップでその場所を表示して航空写真を見せてきたそうです。 「彼女は有無を言わせぬ口調で話すので、戸惑いました。『いいよね?』と聞かれ、口ごもっているたら彼女は突然泣き出してしまったんです。隣の部屋にも聞こえるような声量だったので、本当に困りました。なんとか、彼女があげた移住先の候補地の下見に行くという約束をすることで、泣き止んではくれましたけど……」
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連絡を絶とうとしたものの…
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